SONY 平井改革の1500日

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SONY 平井改革の1500日

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  • サイズ B6判/ページ数 331p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784532320799
  • NDC分類 549.09
  • Cコード C0034

出版社内容情報

ついに復活を果たしたソニー。その道のりは、「ソニーらしさ」との闘いだった。平井改革に密着してきた取材記者が、その内幕を描く。

内容説明

ついに復活!知られざる改革の深層に、取材記者が迫る!!

目次

第1章 レジーム・チェンジ
第2章 デバイスからのソニー変革
第3章 ゲームの概念をつくり変える
第4章 大黒柱・エンタの挑戦
第5章 ソニーの源流、「音」を極める
第6章 イメージングで拓く
第7章 瀕死のモバイル、大転換なるか
第8章 ものづくりの逆襲
第9章 革新の息吹

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Humbaba

5
やりたいことは多数あったとしても、一度に出来ることは限られている。無理して全部を同時に実現しようとしても、結局はどれも中途半端に終ってしまう。現場にいると何を進め、何を止めるのかの判断は難しいし、個人に任せてしまえば全体として調和が取れなくなる。だからこそトップが明確に指針を示すことが重要になる。2016/08/28

yyhhyy

3
SONY広報を通じた取材で関係者インタビューも多い。平井氏が吉田・十時を起用し始めた数年分。TV/スマホでSKUを削減し工場・販売網・在庫を削減した改革の話のほか、7割はエンタメや新規企画などSONYの事業紹介となっている。2021/07/03

えあどろっぷ

2
2016年執筆。2010年前後に業績低迷していたソニーを再び上向かせた要因は、利益率を追求した・コストカット・ハイエンド製品への注力・リカーリング強化といえるだろう。元々は売上高重視の戦略の結果、利益率の低下や商品や技術資産が失われたことに端を発するというが、額だけ大きくてもダメなのは当たり前とは思うがそれが起きるのがビジネスの現場。戦略策定から実行に至るまでの難しさを感じた。いわゆる量→質への転換は、価格競争では差別化が難しい現在の日本復活のお手本とも言える戦略にも思える。2020/08/27

晴天

2
血を吐くような構造改革をして固定費を削り、規模を追わずに高付加価値にシフトする路線が功を奏したか、直近の連結F/Sを見ると、金融分野を除く分野の営業利益率が微妙に改善している気がする。しかしエレクトロニクスのどの分野も営業利益で金融分野にまったく太刀打ちできないあたり、やはり30年前に金融事業に手を出したことこそが英断というべきだろうか。2017/05/09

yusatoh

1
変われずに沈没していく会社がある中で、改革をしてみせた手腕が素晴らしい。2020/04/25

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