新潮新書<br> 知っている人は得をしている 宝石の価値(新潮新書)

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新潮新書
知っている人は得をしている 宝石の価値(新潮新書)

  • 著者名:諏訪恭一【著】
  • 価格 ¥836(本体¥760)
  • 新潮社(2024/05発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784106110412

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内容説明

かつて大枚はたいた婚約指輪、祖母から譲られた貴石つきのペンダント――タンスの引き出しに眠っていませんか? 宝石商の3代目にして海外ハイブランドとも協業した名店SUWAを経営、国立科学博物館では特別展の監修も務めた斯界のレジェンドが、宝石全般の楽しみ方から資産価値、店で買うときの基準までわかりやすく伝授。その本当の〈価値〉を知らない多くの日本人へ向けて、知っていれば得をする宝石の話。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まちゃ

58
私事で宝石にまつわる出来事があったので、帯の「株や土地より<価値>がある!」に興味をそそられ、手に取りました。宝石とは縁遠いため、それほどピンときませんでしたが、婚約指輪はエタニティリングが良かったかもとは思いました。【著者の宝石の定義】①宝石は地球の尊いかけら、②潜在力のある原石を見つけ、人が美しさを引き出した存在、③人から人へ受け継がれ、価値を持ち続けるもの2024/05/23

プル

11
著者の諏訪さんを知ったのは、SUWAから。ずっとずっと欲しいリングがあるけれど、なかなか買えない。ほいほい買える価格でもない。ある時、諏訪さんと直接話せる機会にも恵まれた。ラボグロウンのダイヤをかなり嫌っているのが、宝石を長年扱い生業としてきた人だからだろうなぁとも思います。諏訪さん推しのアンカットダイヤは、自然そのもので、諏訪さんにとってもラッキーを持ち込んでくれた様子。そう聞くと欲しくなるけれど、でも、やっぱり磨かれた石のほうが魅力的に感じるんだけどなぁ。2024/07/15

東雲

5
日本人の資産は不動産が多すぎると何かの記事で読んだ。海外向けの色石ビジネスが好調とも聞く。資産としての宝石について学びたいなら本書は最適だ。「価格」と「価値」の違い、需要と供給のバランスで価格が決まるのはわかりやすい。写真が欲しいなら別著がオススメ。特に3章「宝石の買い方・選び方」が参考になるか。人工石による価格崩壊は問題視されて然るべき。資産として買うならという値段の記載もあるが、地金も高騰しているし今の私にはとても…。とは言え石沼の浅瀬で自分が生きている間に楽しむくらいの好きなものを選ぼうと思う。2024/06/05

kokekko

2
三割くらいは著者の自慢だが、残りの七割がよくまとまった「宝石入門ー産出の過程から流通までー」という感じで、『宝石』という物品の性質について知りたいと思ったらまずこれを読めばいいんじゃないかと思った。でもこの作者は宝石関連の図録著作をたくさん出しているので、文字を見て「あの宝石」と浮かばないならまずはそっちをすすめる。でも『大東亜戦争』とわざわざあの戦争を呼称する理由は何なのだろう? 国際的なご商売をしている旨を書いているのに、東南アジアの国々との取引をするのであればかなり不適切だろう。2024/05/24

さじお

0
宝石の「美しさ」はある程度の指針はあるが数値化されるようなものはなく、最終的には主観によるっぽい。 ラボグロウンダイヤモンドは宝石業界の主に上流側が食えなくなる危機。消費者側への啓蒙によって排除し業界を守ろうとしている印象を受けるが……なんか考えないといずれ限界は来そうな気もするなあ。デビアスのラボグロウンはラボグロウンの適正価格を示そうとするもの、というのはなるほどと思った。(市場にはそう思われてないものの) 毎日オークションのことは覚えておこう。2024/08/02

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