出版社内容情報
東京ディズニーランドの開園時、教育を担当した著者が明かす、短期間でスタッフを即戦力に変えた研修内容。ゲストの信頼を得て、最高のホスピタリティを実現させるために行われる「気づき力」は、どう培われたのか。
内容説明
オープン当時、教育担当を務めた著者が明かす、人材育成で、いちばん大切なこと。新人キャストが数日間で「プロ」になる魔法の教育とは?
目次
第1章 ディズニー流の教育はここが違う(最初からプロはどこにもいない。だからこそ、「全員がプロになるしくみ」をつくる。;働く人に誇り、喜びがないと、顧客は不快になる。;「流れ作業」からは、感動は生まれない。;パークは永遠に完成しない。ショーは本日が初演。;感動を共有することで、仕事への誇りが生まれる。;人として大切なことをしっかり理解していれば、おのずとよい仕事ができるようになる。)
第2章 知識や技術より、優先して教えること(ゲストへの気づかいを、まず従業員に対して行う。;つまらない「こだわり」は捨て、細かな「気づかい」をする。)
第3章 好業績企業に共通する「気づき力」の高め方(「自社だけがよければいい」という考え方からまず離れる。;話し合いを重ねることで、本質に気づく。;「よい仕事とは何か」に気づくためのフックを仕掛ける。;ノウハウは日々、上書きする。;今日の「気づき」は明日の「しくみ」。;教え過ぎない。考えさせる。)
第4章 部下や後輩の「気づき力」を育てている実践方法(“働きがいのある職場”以外の場所で、レベルの高い仕事はできない。;「よい仕事」を自然に真似し合うためのしくみをつくる。;「褒める」をシステム化する。;例外はない。教育は全員に行う。)
著者等紹介
小松田勝[コマツダマサル]
1951年生まれ。慶應義塾大学中退後、シズラーステーキジャパンのオープニングマネージャー、懐石料理店店長等を経て83年オリエンタルランドに入社。東京ディズニーランド食堂部教育担当リーダーとして教育訓練システム開発と実施、人事部診療所スーパーバイザーとしてパーク全体の避難訓練体制やゲスト、キャストの診療体制づくりなどを行う。その後、コンサルティングファーム勤務を経て、93年に独立。マネジメント&ネットワークオフィスを設立。国内外企業のコンサルテーション、研修、セミナーを行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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