内容説明
国内から世界を見ているだけでは気づかない。この大きく変わった現実といかに向き合えばよいのか。ネスレ、GE、ヴァーレ、マークス、ヴェオリアなどの事例をまじえ、スイスの世界的ビジネススクール、IMD学長が語る。
目次
第1章 新しい世界、立ちすくむ日本(カタカナの「グローバル」では本質を見失う;日本の世界競争力は、五九カ国中二六位 ほか)
第2章 なぜ、日本企業は「グローバル化」でつまずくのか(つまずきの要因1 もはや競争優位ではない「高品質」にこだわり続けた;つまずきの要因2 生態系の構築が肝心なのにモノしか見てこなかった ほか)
第3章 先進企業は、どのように人材に投資しているのか(人事異動がグローバルに対応するネスレ;イノベーションとダイバーシティ ほか)
第4章 地球規模で活躍するリーダーに求められる能力(どのような形でグローバルをめざすのか;どこで地球規模の意思決定をするのか ほか)
第5章 グローバル人材育成のために日本企業ができること(研修以前にもっと人事異動を効果的に使え;幹部教育を手厚くせよ ほか)
著者等紹介
テュルパン,ドミニク[テュルパン,ドミニク][Turpin,Dominique]
スイスのビジネススクール、IMD学長。1957年フランス生まれ。ESSCA経営大学院を卒業後、日本に渡り、上智大学で経済学博士号取得。IMD教授として過去四半世紀にわたり、マーケティングや経営戦略に関する世界各国の企業に対する教育と調査研究に従事。ブランドマネジメント、コミュニケーション戦略が専門。日本企業のグローバル化支援と幹部教育にも長年携わる。2010年7月より現職。スイス・ローザンヌに在住
高津尚志[タカツナオシ]
IMD日本代表。1965年生まれ。AFS奨学生として高校時代にカナダに留学。早稲田大学政治経済学部卒業。フランスの経営大学院INSEADとESCPに学ぶ。日本興業銀行、ボストンコンサルティンググループ、リクルートを経て2010年11月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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