それでも企業不祥事が起こる理由―“法令遵守”を超えるコンプライアンスの実務

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  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532316167
  • NDC分類 335.15
  • Cコード C0034

内容説明

法律は守っている。研修もやった。いったい何が悪いのか?「事件は起きる」ことを前提に、社員一人一人が自分の頭で考える―。第一人者の弁護士が、豊富な実務経験をもとにノウハウを伝授。

目次

第1章 コンプライアンスとは何だろうか
第2章 コンプライアンスをリスク管理の観点から考える
第3章 企業内情報の不正使用による不祥事とその対策
第4章 考えるコンプライアンス
第5章 危機管理実務の最前線
第6章 企業は消費者とどう向き合うか
第7章 危機管理と経営者

著者等紹介

國廣正[クニヒロタダシ]
弁護士。大分県生まれ。東京大学法学部卒業。専門分野は、訴訟(会社法・金融商品取引法などの領域)、企業の危機管理(適時開示・プレス対応・監督当局対応を含むクライシスマネジメントの立案・実行、重大・緊急案件の社内調査)、企業のリスク管理体制構築(コンプライアンス・内部統制・コーポレートガバナンス)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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あっくん

10
BCP計画策定の参考書として読了。筆者は著名な危機管理・内部統制を専門とする弁護士。テレビでもよく見かける方だ。最近の企業不正事件だとダイハツや豊田織機の検査不正やビッグモーターの一連の不祥事、旧ジャニーズ事務所など、どんな企業でもある日突然危機的状況に追い込まれるリスクがある。そしてそのリスクは、天災といういつ来るか分からない外部からの脅威と同時に、いつ発症するか分からない内部のガン細胞からもたらされるものもある。前者は常に防災・減災処置を、後者は統制・監査による病原の発見・駆除が重要だ。2024/02/24

きいろ

5
コンプラ研修前にざっくり知識を仕入れておこうかな。くらいの気持ちで手にした本。事例がわかりやすくて読んだ甲斐あり!2013/12/05

Humbaba

4
問題が発生してしまった時ほど、早期に行動指針を決めることが大切になる。どの道をたどるにしろメリットとデメリットが混在し、絶対の正解というのは存在しない。その場合に企業として最も重視すべきものは何なのか。それを定めておき、再重視するものを守る決断を迅速に下すこと企業としてのイメージを創る。2014/06/11

あんさん

2
「あってはならない」は思考停止の精神論。リスクの存在を認めたうえで、それをできる限り減少させる考え方をする、ということを学んだ。2020/01/22

cochou

1
実効性のあるコンプライアンスの実現に必要なことを、事例を多く取り上げて解説している。2010/11/06

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