内容説明
本書が取上げるのは「方」。古代処方55首、現代処方107首の計162首を収録。どの処方も謹厳に構成され、優れた治療効果があり、再現性あるものである。古方では13類の病症の予防・治療について、現代処方では内科・外科・婦人科・小児科・皮膚科・耳鼻咽喉科まで各種疾患を網羅し、それぞれに有効な鍼灸処方を把握することができる。
目次
第1章 総論(鍼灸処方の特徴と分類;鍼灸処方の歴史と現状;鍼灸処方の原則および方法)
第2章 古代配穴処方(疾病予防;解表類;清熱類 ほか)
第3章 現代配穴処方(疾病予防および健康;急病と伝染病;呼吸循環器系疾患 ほか)
著者等紹介
張仁[チョウジン]
上海市中医文献館館長、上海市中医薬科技情報研究所所長、『中医文献雑誌』編集長、主任医師。1983年、陝西中医学院研究生卒業、修士学位獲得。中国、台湾で精力的に出版活動を行い、中医鍼灸著作の数は30部以上にのぼる。ヨーロッパで学術講演活動するなど活躍の場も広く、国内外で発表した論文は70編以上
田久和義隆[タクワヨシタカ]
1962年生。大阪大学理学部数学科卒業。旅行家(60数か国を歴訪)、翻訳家、中国語通訳案内業者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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