MOTの達人―現場から技術経営を語る

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  • サイズ B6判/ページ数 236p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784532313746
  • NDC分類 336.17
  • Cコード C0034

内容説明

個別プロジェクトの運営から全社的研究開発戦略まで、すべての局面を戦い抜いてきた達人が初めて明かす技術経営の真髄。

目次

第1章 日本語ワープロ開発のMOT
第2章 CD開発のMOT
第3章 研究テーマを決める
第4章 開発プロセスのマネジメント
第5章 死の谷のマネジメント
第6章 研究所長は嗅覚、哲学、ネアカ
第7章 技術を経営の中心に

著者等紹介

森健一[モリケンイチ]
東京理科大学総合科学技術経営研究科総合科学技術経営(MOT)専攻教授。1962年東京大学工学部卒業。東京芝浦電気株式会社で情報システム研究所長、常務取締役を歴任、99年東芝テック株式会社取締役社長、2004年より現職。2006年、文化功労者として表彰

鶴島克明[ツルシマカツアキ]
東京理科大学総合科学技術経営研究科総合科学技術経営(MOT)専攻教授。1966年早稲田大学理工学部卒業。ソニー株式会社でオーディオ開発本部長、チーフテクノロジーオフィサー(CTO)、執行役員専務等を歴任。2007年より現職。2006年、藍綬褒章を受章

伊丹敬之[イタミヒロユキ]
一橋大学大学院商学研究科教授、東京理科大学総合科学技術経営研究科総合科学技術経営(MOT)専攻客員教授。1967年一橋大学商学部卒業。72年カーネギーメロン大学経営大学院博士課程修了Ph.D.。その後、一橋大学で教鞭をとり、85年から教授。この間スタンフォード大学客員准教授等を務める。2005年、紫綬褒章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Ryosuke TAKEUCHI

1
再読。技術者は社会の中に自分を位置付ける表現を用いること。技術者は売り上げ額よりも売り上げ台数が嬉しいには同意。金勘定をしないといけないけど、イメージしやすいのは使用者数なんだよね。2014/12/27

Seiichi Takayama

1
東京理科大でMOT(技術経営)を教えている(いた)、大家の先生3名の方のインタビュー形式で進む書籍。現場での生のマネジメントの話であるため、非常に濃い話が展開されている。 ⚫︎技術開発にはコンセプトが必要、逆説的だがそれは技術の言葉で語ってはならない。 ⚫︎修羅場をどこまで想定出来るかが重要。 ⚫︎技術の可能性の臭いを嗅ぎ取る秘訣は要するに人脈。2014/03/18

yuri9976

1
いちおう技術屋の端くれだからお金関係のことには本当に疎くてなさけないけど、技術経営というキーワードは気になるから読んでみたら目からウロコが落ちるくらい面白かった。東芝で日本語ワープロを開発した人と、ソニーでCDプレーヤを開発した人と、技術経営のエキスパートの対談がメインなんだけど、プロジェクトあるあるが満載(たとえば、社内で議論していて自分の提案を却下されると技術屋さんは人格を全否定された気持ちになっちゃうから注意な!とか)で、軽い気持ちで読み進めて技術経営のノウハウに触れることができる、良い本だった。2013/07/03

はまじろう

0
五点満点中/二点2012/02/26

ダージリン

0
MOT には関心があるので面白かった。ただ本書を読むと、ある程度優秀な集団の存在が前提とされていることに否応なく気付かされる。ここでの議論は、森氏が語っているように、研究所長は示唆を与えるだけで、後は本人達が自発的に進めていけるレベルが最低限必要と思われる。私が務めている会社のように研究者、技術者の育成を怠っている会社では意外とそうはいかない。まずはそのレベルへ引き上げてからだと感じた次第。2010/10/10

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