超精密マシンに挑む―ステッパー開発物語

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  • サイズ B6判/ページ数 184p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532313739
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0034

内容説明

技術の空白を埋めなければ将来に禍根を残す。ものづくりの原点・マザーマシンの開発に挑みひとつの産業を作り上げた男―「ステッパーの生みの親」が語る日本の製造業と浮沈をともにした激動の半生。

目次

第1章 ステッパー国産第一号
第2章 ニコンとの出会い
第3章 技術の空白を埋める
第4章 半導体製造装置産業をつくる
第5章 背水のCEO
第6章 これからの日本のものづくり

著者等紹介

吉田庄一郎[ヨシダショウイチロウ]
ニコン相談役。1932年東京生まれ。56年東京大学工学部精密工学科卒業、同年日本光学工業(現ニコン)入社。天体望遠鏡、分光器などの設計に従事した後、超LSI製造用縮小投影型露光装置(ステッパー)を開発。精機事業部長等を経て97年社長、2001年取締役会長兼CEOに就任。2005年より現職。1985~90年に新技術開発事業団(現科学技術振興機構)創造科学技術プロジェクト「吉田ナノ機構」の総括責任者を務めたほか、SEAJ(日本半導体製造装置協会)、SEMI(国際半導体製造装置・材料協会)、精密工学会等の会長を歴任。1991年藍綬褒章、2003年フランスよりレジオン・ドヌール章、2006年IEEE(米国電気電子学会)よりロバート・N・ノイス・メダルを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くものすけ

1
東京から鉄砲を撃って富士山の山頂にあるテニスボールに充てるような精度とはとんでもない技と思う。びっくり仰天!2018/06/08

ken123

1
Soso! 再読。前に読んだときに比べて面白味は半減。一回読めば十分。「資源を持たない日本が強くあり続けるには外貨獲得が必要。モノづくりにおいて大事なのは高付加価値製品や、高度な技術を要する要素部品とその生産工程を国内に残してモノづくりを続けること&製品を作り出すマザーマシンを確保しておくこと→そうすれば組立工程が海外に移転しても要素部品や製造装置を供給することができる→国内の製造業は空洞化することなく発展していくことができる」2009/06/07

ken123

0
Good!2008/04/10

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