「利益力世界一」をつくったM&A―企業価値最大化に賭けた男たち

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  • サイズ A5判/ページ数 358p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532313524
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0034

出版社内容情報

信越化学の高収益体質は70年代の国際的M&Aが作った。架空企業に舞台を置き換えながら当時を忠実に再現、企業価値を高めるM&Aとは何かをリアルに描き出す。当事者の1人である筆者、渾身の書き下ろし。

内容説明

なぜあの会社は勝ち続けるのか?「真の経営力」を試された国際的M&A。卓越したトップのもと買収チームは始動した。自らの参画体験を小説仕立てで再現。

目次

井深優氏の教え
アメリカ進出決定
日本国内の製品F事業、危急存亡のとき
架空打開案
激突
大田切社長発、極秘の電話
金山専務、三日連続で社長の考えを聞く
買収交渉開始
輸出拡大検討と「ダンシングパーティ」
アフターM&Aの成功を目指して―千手観音の如き大折衝〔ほか〕

著者等紹介

金児昭[カネコアキラ]
経済評論家・経営評論家、信越化学工業顧問、日本CFO(最高経理・財務責任者)協会最高顧問。1936年生まれ。52年、東京学芸大学附属大泉小・中学校卒業。55年、東京都立大泉高等学校卒業。61年、東京大学農学部農業経済学科卒業。信越化学工業入社。以来38年間、経理・財務部門の実務一筋。92~99年、常務取締役(経理・財務、法務、資材関係担当)。94~97年、公認会計士試験(筆記・口述)試験委員。98~2000年、金融監督庁(現金融庁)顧問(専門分野「企業会計」)。96年~、社交ダンス教師有資格者。98年~、新潟大学経済学部、非常勤講師。大東文化大学経営学部大学院、非常勤講師。一橋大学国際戦略研究科大学院、非常勤講師。早稲田大学ファイナンス研究科、非常勤講師。文京学院大学経営学研究科、教授。早稲田大学大学院商学研究科、客員教授。85年~、日本経営財務研究学会発表(「事業売買と企業力評価」)。日本原価計算研究学会発表(「現代経理実務と国際経理人の育成」)。日本会計研究学会発表(「国際企業と連結決算の実務」。「The Corporate Accounting in Japan」)。95年、平成7年度納税表彰(麹町税務署長表彰)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Great Eagle

1
うん。金児昭氏の私小説かな。でも、読んでいて楽しんで読めますし、勉強にもなります。経営哲学を随所に取り入れていますから、この著者の本は面白いというか、共感を得るのですね。でも、そんないい会社があったんだね。2015/09/26

スケイダ

0
小説というよりもドキュメンタリータッチで、優秀な経営者達の考え方を紹介してくれる。企業とそこで働く人の在り方を通しM&Aの本質を説く。所謂、M&Aに関わる様々な手法等の解説を期待する人には不向き。2022/03/05

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