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サンディ・ワイル回顧録〈上〉―世界最大の金融帝国を築いた男

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  • サイズ B6判/ページ数 343p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532313449
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0034

内容説明

ポーランド系ユダヤ移民の子としてブルックリンに生まれ、証券会社の事務員からディーラーへと転身。弱冠27歳で全財産3万ドルをなげうって証券会社カーター・バーリンド・ポトマ&ワイルを創業。偉大な会社を創るという内に秘めた壮大な夢へ堅実かつ大胆な方法で近づき、世間を驚かせた巨額M&Aの連続で世界最大の金融機関シティグループを創り上げた男、サンディ・ワイル。ルービン、バフェット、グリーンスパンらアメリカ経済を動かした人物が交差した波瀾万丈の人生とビジネスを語った初の自伝。

目次

1 独立
2 ビジネスを築く
3 名望を得る
4 弱気を押し殺して
5 新しい波に乗る
6 失敗した試み
7 注目の的をはずれて
8 復活
9 バック・トゥー・ザ・フューチャー
10 多くの人に多くのものを
11 一流を目指して

著者等紹介

ワイル,サンディ[ワイル,サンディ][Weill,Sandy]
シティグループ元会長兼CEO。1933年ニューヨーク・ブルックリン生まれ。60年カーター・バーリンド・ポトマ&ワイル創業を皮切りに、巨額買収で金融業界を一変させてきた。98年に世界最大の金融機関シティグループを誕生させ、会長兼CEOとして2003年まで同社を成長させ続けた。慈善活動にも熱心で、現在はカーネギー・ホール理事長、ワイル・コーネル医科大学監督委員会委員長などをつとめるほか、全米アカデミー基金を設立し、アメリカの中等教育の改善にも注力している

クラウシャー,ジューダー・S.[クラウシャー,ジューダーS.][Kraushaar,Judah S.]
元メリルリンチ証券金融サービス業界主任アナリスト

武井楊一[タケイヨウイチ]
翻訳家。1951年生まれ。早稲田大学商学部卒業。商社勤務などを経て翻訳家となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Willie the Wildcat

38
M&A成否の要素。CBWL株式会社化に伴う経営管理が、地味だがその後最も影響を齎した転機。数ある買収劇の中でも印象的なのが、トラベラーズとシェアソン。前者は定量的・物質的、後者は定性的・精神的な氏の思い入れ。興味深いのが人事。ビジネスの最終目的を踏まえた最適化。AMEXでの氏自身の経験は無論だが、その経験を踏まえたボブの処遇。経営陣vs.社員か、Self- vs.Company-interestか。結果論からも是非は読み取れない。”浪人”時代経験がどのようにその後のビジネス観に影響したんだろう・・・。2016/01/23

kazn777

1
シティグループの元総帥サンディ・ワイルの回顧録。一介の証券ブローカーから、小が大をのむ幾多の企業買収を経て、世界最大の金融グループを築き上げる。大学卒業後証券業界に入り、1960年に仲間と証券会社CBPWを創設。70年に大手証券ヘイドン・ストーンを買収、73年に証券・商品取引のヘンツ&カンパニーを買収、74年にシェアソン・ハミルと合併、一挙に売上が倍増。79年、ローブ・ローズ・ホーンブロアーを買収し、シェアソン・ローブ・ローズとなり、全米第3位の規模となる。 米国現代証券史が解り、業界人必読の一冊。 2013/10/25

fuku

0
面白い。2012/06/03

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