出版社内容情報
このままでは破綻する! わかりにくく使いにくい介護保険をリセットし再起動させるための方策とは。地域・在宅医療の第一人者が利用者の目線で大胆に提言する。
内容説明
こんな介護保険はもうイヤだ!だから著者は考えた。その解体と再生の方法を。2020年までに制度を生き返らせる!
目次
介護保険は55点―これが現在の到達点
困ったときに役立たなければ保険じゃない―根本的な解決が早急に必要
介護が急に必要になることもある―急護120番通報システムの構築を
制度の仕組みが複雑怪奇―もっとわかりやすい仕組みに
要介護認定はわかりにくい―介護度を7段階から3段階へ
認知症は要介護認定になじまない―身体介護と別立てで
支給限度額は弊害が大きい―支給限度額をやめて平均総額に
介護保険の“壁”―訪問看護・訪問リハはすべて医療保険で
役割のはっきりしない3施設―介護は介護保険で、医療は医療保険で
居宅の加算は機能していない―居宅の加算は除外する〔ほか〕
著者等紹介
増子忠道[マシコタダミチ]
1963年、東京大学理科三類入学。1971年、柳原病院に入職。その後、病棟・外来医療と同時に定期往診活動(現在の訪問診療)を重視。第三の分野として在宅医療の確立を提唱。1976~78年、東京東部地域ねたきり老人実態調査懇談会活動代表。1992年、東京都で第1号となる訪問看護ステーション設立。柳原病院付属補助器具センター開設。1994年、看護婦とホームヘルパーによる24時間巡回型在宅ケアを開始。1995年、老人保健施設千寿の郷開設
宮崎和加子[ミヤザキワカコ]
1956年、山形県寒河江市生まれ。1977年、東京大学医学部附属看護学校卒業。1978年、医療法人健和会柳原病院・地域看護課にて訪問看護に従事。1992年、北千住訪問看護ステーション開設、所長(東京都第1号)。1993年、医療法人健和会・訪問看護ステーション統括所長。2001年、グループホーム福さん家ホーム長。2007年、医療法人健和会・看護介護政策研究所所長。2013年、一般社団法人全国訪問看護事業協会事務局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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紫羊
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