内容説明
問題発見力を持つ社員をつくり続けるトヨタ自動車、フラット&ウェブ改革で社員を変えた松下電器産業、グローバルに権限を委譲し世界企業になった武田薬品工業。強い会社はボトムアップで儲ける。利益を生み出し続ける社員・組織のつくり方を解明。
目次
第1部 危機の兆候(日本企業の人材力への不安;欧米企業で起きた社員革命;人材基盤経営を支えた経営スキーム革命;グローバル組織革命の進行)
第2部 希望と期待(人を創る―トヨタ流グローバル現場力への挑戦;人を生かす―松下流「組織改革」の真髄;人に任す―武田流の社員国際化)
第3部 日本企業への提言(人材基盤経営確立への指針)
著者等紹介
綱島邦夫[ツナシマクニオ]
ヘイグループプリンシパル。1949年、神奈川県に生まれる。慶応義塾大学経済学部卒業。ペンシルベニア大学経営大学院修了、MBAを取得。野村證券、マッキンゼー・アンド・カンパニー、ラッセル・レイノルズ・アソシエイツ、CSCインデクス社を経て独立する。現在は、経営人材の登用と育成、大企業における組織・人材力の強化の為のスキーム、手法、及びノウハウの開発を主要なテーマとして、米国、欧州、アジアにまたがるグローバルな調査・研究とコンサルティング活動を進めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ぴよぴよ
1
人材基盤経営が重要なのは理解できました。ですが、壮大な話だなと思いますので、自社でやりましょうといってすぐできるかというと難しそうに思いました。難しいから面白いのかもしれませんが。何をするにも結局は人に行きつく(大事)という点は同意です。2018/07/31
メルセ・ひすい
0
8-21 赤21 ホントニ、米国式でいいんですか?? 企業は何のために成長するのか?? 足りない・・分析基礎が甘い×・推奨は「人材基盤経営」? 武田薬品工業、松下電器産業、トヨタ自動車など、人材基盤経営に成功した例をもとに、利益を生み出し続ける社員・組織のつくり方を解明。日本企業が進むべき道を明示する経営改革書。 2007/02/11
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