私的ブランド論―ルイ・ヴィトンと出会って

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  • サイズ B6判/ページ数 195p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532311070
  • NDC分類 584.7
  • Cコード C3034

内容説明

二〇〇四年に創業一五〇周年を迎えるルイ・ヴィトン。本書は、その日本での歴史―ひとつのブランド・ビジネス・モデルがつくられた二五年の物語。ルイ・ヴィトンジャパンの社長が語るリアル・ブランド・ストーリー。

目次

プロローグ ルイ・ヴィトンとの出会い
1 信念を貫く―ブランド・ビジネス・モデル
2 伝統とストーリーを売る―ブランドを感じさせる店づくり
3 誠実さを支える力があってこそ―プライシング・ポリシー
4 クレディビリティーの構築―PR・広告の一貫性
5 サービスの神話化―多様な顧客サービス
6 買わない理由をなくす―製品開発は自分たちとの戦い
7 進化しつづけるブランド―創業分野以外への新規参入
8 ラグジュアリー・ブランドの本質―こだわりを生み出すメンタリティー
エピローグ 総合力の時代へ

著者等紹介

秦郷次郎[ハタキョウジロウ]
1937年生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業後、米ダートマス大学エイモス・タック・ビジネススクールより経営学修士号(MBA)取得。64年ピート・マーウィック・ミッチェルのニューヨーク事務所に入所。67年東京事務所の経営コンサルティング部門開設に伴い帰国し、日本に進出する外国企業のコンサルティングなどを行う。76年より、仏ルイ・ヴィトン社の日本市場に向けたマーケティング戦略のコンサルティングを開始し、ブランドビジネスにかかわることとなる。78年ルイ・ヴィトンの日本ならびアジア太平洋地域代表、81年ルイ・ヴィトンジャパン株式会社設立に際し、代表取締役社長に就任。現在は、LVJグループ株式会社代表取締役社長として、ルイ・ヴィトンジャパン、セリーヌジャパン、ベルルッティ、セリュックスのプレジデントを務めるほか、ロエベジャパン、ヴーヴ・クリコジャパン、フェンディジャパン、クリスチャン・ディオールの代表取締役を兼務。LVMHファッショングループハワイの代表取締役社長も務める。2001年には、フランス共和国よりレジオン・ドヌール勲章シュヴァリエを叙勲
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mam’selle

11
ルイ•ヴィトンのジャパンの社長を務められた方のノンフィクション。日本におけるファッションブランドビジネスの歴史を理解するのに役立ちました。2015/08/27

かませ犬

2
不変の価値を持つと同時に、常に時代を感じさせるという、一見矛盾することを解決している数少ないブランドの一つであるLouisVuitton。当初は保守的な考えの企業だったが、合併によるシナジー効果により革新的な企業へと変貌を遂げた。今ではLVMHという巨大コングロマリットにまで成長し、それぞれのブランドがまったく新しい方向を提示し合い、それを取り込むことで、よりよい結果を生み出している。ブランドビジネスのあり方を変えたと言って良いだろう。10年以上も前の本だが、色褪せない内容であった。2014/09/09

おおカワ

2
自分ブランドや自己プロデュースはテクニックも大事だけど、既にブランドになったもののストーリーからも参考にしたらいいね。2013/04/13

n yamamoto

1
興味関心がさっぱりなルイヴィトンだけど面白かった。 歴史や伝統を売るって話はかっこいい。 栄のあれも入って観たいけど、なかなか勇気がいるなぁ、自分は階層じゃないし。2014/02/08

久賀

1
それまで世界の2カ所でしか販売していなかったルイ•ヴィトンの製品を、日本で多くの場所で売るための仕組み作りなどか面白かった。ルイ•ヴィトンを使いたくなる。とりあえず店舗があったら行ってみようか。2013/04/24

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