出版社内容情報
会計・財務の知識は、実際に仕事の道具として使えるようになって初めて価値がある。「利益を出すために何をすべきか」を社員1人ひとりが数字で把握するための「戦略会計」の知識を、わかりやすい図解で解説する。
内容説明
「1個売るごとに、利益はいくら出るか?」―。採算の仕組みとキャッシュの流れが手に取るように実感できる。80万人が体験、強い会社が使っている実戦ツール。
目次
第1章 会社はどう評価されるか
第2章 戦略会計を学ぶ
第3章 B/SとP/Lから会社を評価する
第4章 キャッシュフロー会計
第5章 キャッシュフロー計算書で経営を分析する
第6章 EVAで企業価値を創造する
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くさ
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発行年が少し古い本ではあるが、書いてある内容は最新の会計本でもそう変わらないであろう。管理会計というよりも、財務会計から戦略を練るという内容。管理会計は財務会計を理解していないとなかなか難しいところがあるので、まずは財務会計で分析をしてみて、より高度な詳細データを抽出するなら管理会計、というような意識で読んでいただくとわかりやすいと思う。経理がまったくわからない人にもわかりやすく書いてあるので、一読してみても理解は深まると思われる。2013/06/28
M
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マネジメントゲームを体感した上で、復習に読むと入りやすい一冊。 「第3章 B/SとP/Lから会社を評価する」など、基本が分かりやすく説明されている。決算期に財務諸表から会社状況をつかむとき等、片手にあると非常に重宝しそう。ただ、表題にある「戦略会計」という点では記述が少ないため、他の本でフォローするのが吉。会計のキホン本としては、良著。2012/03/30
Yスキー
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読み終わるのに1週間かかった… ちょー勉強になった!固定資産、借入などの資本、限界利益、BEP、直接法・間接法(CF計算法)とかいろんな視点から会計を語った本。それらの数字や式を自分で使えるようになろう!がこの本の主旨です。最後の絞めも、経営と会計はなんで結び付いてんのか的なもので、まじ素晴らしい本だった! 正直まだ自在に決算書数字を自由に操るなんて無理で、1回目は字面だけ覚えたくらいだったので、何回も読み返したい本でした。まじわかりやすいよ!会計勉強したい人にはオススメっす。。2008/04/29