出版社内容情報
日本の復活は「現場力」にかかっている。中国の低コストに対抗しうる高い精度、品質。その根幹を支えるプロたちの工夫と努力を自動車や部品メーカーの現場から伝えるビジネス読み物。モノづくりの原点がここにある。
内容説明
現場に蓄えられた知恵と技能こそ、日本企業の強み。本書では、匠の技を受け継ぎ、知力を尽くして中国、世界との競争を勝ち抜く製造業の苦闘を描く。
目次
1章 世界最強の現場―ニッポンの自動車の底力
2章 生産現場を救え―業師たちの想い
3章 小粒で強い現場―こだわりのコストダウン
4章 セルが工場を変える―リードタイム・イズ・マネー
5章 マイスターの誇り―人材活性化への道
6章 部品こそ命―完成品メーカーを超える
7章 ネットワークに活路―目指すは世界市場
8章 どうする、日本のモノづくり―これからの「強い工場」
著者等紹介
後藤康浩[ゴトウヤスヒロ]
日本経済新聞論説委員兼産業部編集委員。1958年福岡市生まれ。84年早稲田大学政経学部政治学科卒業。同年、日本経済新聞社入社。社会部、国際部、バーレーン支局、欧州総局(ロンドン)、産業部、中国総局(北京)などを経て、現職
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