出版社内容情報
脳梗塞患者への巨額過剰融資事件の犯人にされ、巨大権力との全面対決を決意した元行員は、自らの潔白を証明すべく証言台に立つ。
内容説明
脳梗塞患者への過剰融資で訴えられた大手都銀・大淀銀行は、米国在住の元行員・左近祐介に濡れ衣を着せようとする。裁判での偽証、広報部による恫喝、開き直りなど、なりふり構わぬ銀行に対し、右近は東京地裁の証言台に立つことを決意。週刊誌の女突撃記者も参戦し、法廷内外で一大バトルが勃発する。―著者自らの体験をもとに描く、大銀行の歪んだ内幕と、司法の“救いようのなさ”。
著者等紹介
黒木亮[クロキリョウ] 
1957年、北海道生まれ。早稲田大学法学部卒、カイロ・アメリカン大学大学院(中東研究科)修士。都市銀行、証券会社、総合商社に23年あまり勤務し、国際協調融資、プロジェクト・ファイナンス、航空機ファイナンス、貿易金融などを手がける。2000年、『トップ・レフト』でデビュー。英国在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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