日経プレミアシリーズ<br> 連鎖退職

電子版価格
¥935
  • 電子版あり

日経プレミアシリーズ
連鎖退職

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B40判/ページ数 214p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784532264031
  • NDC分類 336.4
  • Cコード C1234

出版社内容情報

そして主力は誰もいなくなった――企業を危機的な状況に追いやるその実態を、当事者へのヒアリングをもとに描く。

内容説明

ある1人の退職をきっかけに退職者が続出。最悪、組織の存続さえ危ぶまれる事態に―人手不足が社会問題化する今、このような「連鎖退職」がさまざまな会社から報告されている。退職の連鎖はどんなきっかけで起こるのか、どんな業種で起こりやすいか、効果的な対処はあるか等、当事者たちへのヒアリングをもとにあぶり出す。

著者等紹介

山本寛[ヤマモトヒロシ]
青山学院大学経営学部教授。1957年生まれ。79年早稲田大学政治経済学部卒業。その後、銀行などに勤務、大学院を経て、現職。博士(経営学)。メルボルン大学客員研究員歴任。経営科学文献賞等受賞。多数の著書がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

てつのすけ

33
退職者を出さないということは、不可能だと思う。そうすると、2人目、3人目の退職者を出さないような対策を講じることが重要になってくる。 昨今は、旧来の手法が通じなくなってきている。従業員の要望を、すべて叶えていれば退職者はでないだろうが、そのようなことをしていれば、先に会社が破綻してしまう。働き方改革とは、体力のない会社を排除するための、都合のいい口実なのだろう。2019/08/24

kum

23
「そして主力は誰もいなくなった」という帯に興味を持って読んでみた。連鎖退職のいくつかのパターンが実例で出てくる前半。社員が退職する時にその理由を会社がしっかりと受け止めてその先に生かすというのは、実は多くの会社が出来ていないのだろうなと思う。後半はいわゆる部下育成の中で退職防止策として一般的に言われているような内容に終始している気がして少し残念だった。2019/12/31

ふたば

7
結局のところ、人間関係の良い企業であれば連鎖退職は起こらない。業績が悪い、残業が多い、給料があまり高くない。。。これらは退職する引き金になるが、実際これだけで社員は辞めない。会社への強い不信感、人間関係の悪さ、成長できる可能性を感じられない。。。こういう要素をいかにして取り除くか、がポイントになる。コミュニケーションのある企業は、逆境にあっても強く結束して、乗り越えることができる。企業は人の集まりである。社員同士が上手く関係付いていれば、例え辞めて行く者がいたとしても、残る者が不安定になることはない。2019/06/22

ぽこぺん

3
人手不足が進む中、企業はいかにして退職者を少なくするかが今後ますます重要になってくるのは間違いない。難しい問題だが、手を打たなければ業績への影響は大きく、厳しくなるだろう。2019/10/12

せいた

3
業績が悪い、先が見えない中にあって退職しようと思うのは当然。でもこの会社でもう少し頑張ろうと思う若手に何ができるか。ヨコのつながりだけでなく、タテ、ナナメなどいろんなつながりができる環境を作るなど、実際にそういう環境に直面した人たちの声を元にした本書。すぐに実践できないにしても心構えするには十分な情報を提供してくれる。今年は退職を出さないようにきちんと顔を見ていこう。2019/06/30

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13908480
  • ご注意事項

最近チェックした商品