日経プレミアシリーズ
なぜ酒豪は北と南に多いのか

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  • サイズ B40判/ページ数 227p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784532263201
  • NDC分類 383.8
  • Cコード C1239

出版社内容情報

秋田や高知に酒豪が多い理由、カップ?の関ヶ原、なぜ西は青ネギで東は白ネギ? 食べ物の、面白くて不思議な謎に日経記者が挑む!日経電子版の人気連載「裏読みWAVE」から、食べ物にまつわるネタを厳選し加筆しました!

「東北、九州、四国には酒豪が多く、近畿に下戸が多いのはなぜか?」「西は青ネギ、東が白ネギを食べる地政学的な理由」「ビールはなぜ苦くなくなった?」「カレーライスとライスカレーの違いとは」「世界に広がるカップラーメンの不思議」「カップ?の関ヶ原とはどこか?」

日経記者が、食べ物、飲み物にまつわる素朴な疑問や謎に、正面からぶつかります。多くの取材、データから浮き彫りになるのは、私たち自身も気づかない日本人と食の面白くて、奥深い世界観。

古来、大陸からの影響を受け、日本国内での地域差につながった食文化とはいったいどんなものか、世界に広がる日本食の魅力とは何か、そして現代の日本人の日々変化をつづける飲食の慣習とは……。

多くの写真や図版を交え、読めば、つい人に話したくなる「発見」に満ちあふれた1冊です。



1 酒豪が多い県、少ない県の不思議な”法則”

2 ビールの苦みと個人主義

3 お酒の好みは、10年周期で変わる

4 ビールのラベルに”当たり”がある!?

5 買う予定のない「飲み物」を顧客に売る方法

6 ミネラルウォーターの味の違い、分かりますか

7 最近、売り場で「濃い味」をよく見かけませんか

8 プリンにしょうゆをかけるとウニになる?

9 暑すぎる夏は、アイスクリームが売れない

10 鮨か、寿司か、それとも鮓なのか問題

11 白ねぎか、青ねぎか、謎の東西対決

12 和風カップめんの関ケ原

13 おでんもスナック菓子も、好みは東西で分かれる

14 えっ、これもカップヌードル!???世界で変身

15 中国即席麺の2方面作戦??海鮮から牛肉へ

16 カップ麺もマックもパスタも、インドでは「マサラ風」

17 インド人もびっくり、カレーなる変身の歴史

18 カレーライスかライスカレーか、それが問題だ

19 「カレーの矛盾」とは何か

20 海外で日本食が中華、イタリアンと覇権争い

小林 明[コバヤシアキラ]
日本経済新聞編集委員
1987年日本経済新聞社に入社、流通経済部、政治部、ミラノ支局、生活情報部を経て、現職。著書に、『なぜ「田中さん」は西日本に多いのか』がある。

内容説明

やっぱり!東北や九州には酒豪体質の人が多く、近畿や中部には下戸が多かった。そこには壮大なる「古代史」的背景が…。お酒、寿司、ねぎ、カップ麺、カレーなど、さまざまな食べ物にまつわる謎に、日経記者が真正面から挑む。「えっ、実はそうだったの!」の連続、日本人と食に関する衝撃の事実の数々が、いま明かされる。

目次

酒豪が多い県、少ない県の不思議な“法則”
ビールの苦みと個人主義
お酒の好みは、10年周期で変わる
ビールのラベルに“当たり”がある!?
買う予定のない「飲み物」を顧客に売る方法
ミネラルウォーターの味の違い、分かりますか
最近、売り場で「濃い味」をよく見かけませんか
プリンにしょうゆをかけるとウニになる?
暑過ぎる夏は、アイスクリームが売れない
鮨か、寿司か、それとも鮓なのか問題
白ねぎか、青ねぎか、謎の東西対決
和風カップめんの関ヶ原
おでんもスナック菓子も、好みは東西で分かれる
えっ、これもカップヌードル!?―世界で変身
中国即席麺の2方面作戦―海鮮から牛肉へ
カップ麺もマックもパスタも、インドでは「マサラ風」
インド人もびっくり、カレーなる変身の歴史
カレーライスかライスカレーか、それが問題だ
「カレーの矛盾」とは何か
海外で日本食が中華、イタリアンと覇権争い

著者等紹介

小林明[コバヤシアキラ]
日本経済新聞編集委員。1987年日本経済新聞社入社。長野県出身。慶応義塾大学経済学部卒。流通経済部、政治部、国際部、伊ミラノ支局長、消費産業部次長などを経て現職。伊ボッコーニ大学研究員。2013年伊日財団より「ウンベルト・アニェリ新聞雑誌賞」受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

82
タイトルにあるようにお酒の強い、弱いの県別調査やビールの苦味調査、お酒の種類の好み調査など楽しく読むことが出来た。このような調査は食品会社は毎日のようにリサーチして分析し新製品の開発の元にしているのだなー、しかしお酒以外のカップヌードルやカレーライス、鮨、アイスクリームの話題になると雑学本のまとめのような感じが否めなかった。軽い読み物として重めの本の合間に読むにいはピッタリかも(重めの本はあまり読みませんが^ ^)2017/08/06

ふろんた2.0

24
タイトルについては、アルコールに弱い渡来人によるものであり、移動、居住しやすいエリアに下戸が多く生まれたらしい。他にも東西の食文化の違いなど雑学的なものがあるが、わりと有名なものばかりだった。外国人が好きな日本料理は断トツですし(これも地域によって寿司、鮨、鮓と表記が分かれるらしい)だった。私のリサーチでは焼き鳥の人気が高いよ。宗教の縛りがないし、安いし。2017/02/13

けんとまん1007

20
タイトルに惹かれて借りた本。酒豪の他、食文化についてのあれこれがあって、面白い1冊。ちょうど、境目にあたる富山県に暮らし、新潟県や大阪府にもいたことがあるので、その違いがよくわかる。文化的・歴史的背景だけでなく、身体的な視点もあって、奥が深い。また、味覚の変化とともに、そこにくりひろげられているメーカーの競争も面白い。知らず知らずのうちに、その中にいるんだなあ~。2016/11/03

ようはん

16
表題のみならずカップラーメンの地域差や世界各地による違い、ミネラルウォーターの利き水挑戦が個人的には面白かった。2022/03/03

スプリント

14
表題も面白かったですが、よく話題にのぼる食文化の違いの境界線についてが興味深く、面白かったです。それぞれの境界線をデータを元に説明していくので説得力もあり、その理由の考察も納得ができるものばかりでした。 境界線付近で暮らすとどっちも楽しめるのでしょうかね?2016/09/23

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