日経プレミアシリーズ
深読みサッカー論

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  • サイズ B40判/ページ数 291p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784532262426
  • NDC分類 783.47
  • Cコード C1275

内容説明

勝敗は試合の前に決まっている―。経験豊富な解説者と記者による本音のサッカー対談。「国際大会でチームはどうマネジメントするのか」「あの選手、あの監督の真の実力とは」「プロだから語れる技術論、戦術論」など、ユニークかつ深奥い視点で、サッカー観戦が10倍面白くなる一冊。

目次

第1章 ブラジルのワールドカップで何が起こる(優勝しようと思うなら、まず何をするべきか;プレミアリーグの選手が活躍しにくい構造的原因 ほか)
第2章 サッカーをより深く観る方法(なるほど!ザ・システム論;スリーバックを採用していい唯一のケース ほか)
第3章 日本代表は勝てるのか(まったく畏縮する必要のないC組の日本;チームの内部抗争はこうして起きる ほか)
第4章 勝負は戦う前の準備で決まる(日韓大会とドイツ大会の宿泊先の違い;1人部屋?2人部屋?水の冷やし方はどうする? ほか)
第5章 これからの日本サッカーのために(「高校バイパス組」が伸びる理由;「育てる質」を高めるには、どうすべきか ほか)

著者等紹介

山本昌邦[ヤマモトマサクニ]
1958年静岡県生まれ。ヤマハ発動機サッカー部でDFとして活躍。98年トルシエ・ジャパンのコーチに就任。2002年アテネ五輪日本代表監督に就任。04年ジュビロ磐田監督に就任。現在NHKサッカー解説者としての活動のほか、サッカーのノウハウを生かしたビジネスマン向けの講演活動を行っている

武智幸徳[タケチユキノリ]
日本経済新聞社運動部編集委員。1961年兵庫県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。84年日本経済新聞社入社、運動部に配属。ほぼ一貫してサッカーを担当するとともに、ボクシング、大相撲、プロ野球なども担当。ワールドカップ、五輪、アジア大会なども取材する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

再び読書

38
最後にWCUPの優勝監督に他国を率いた監督はいないと締めてある様に、日本人の日本代表監督の登場を願う。Jリーグが発足した頃なら致し方無いが、この本の作者の一人である山本氏の監督もぼくが熱望してやまない選択肢だ。この本を読むとまだ熾火の様に燻りながら、消えていない彼の熱がまだ感じられる。総合的にまだ強豪国の強かさとの差を痛烈に感じられる。マスコミのレベルはサッカーだけでは無く、総合的に幼稚さが抜けない。南米のブラジル、アルゼンチンの強かさが面白い。ただ、環境を日本の整える能力は武器。出て来い!日本人監督!2018/04/07

さとむ

13
日経のスポーツ面は情報量こそ少ないものの、記者の文章表現が巧みで読み応えがある。中でもピカイチなのが武智さん。この人の筆さばきは見事。一方、感情系のウンザリ解説者が多い中、冷静で経験に裏打ちされた解説をしてくれる山本さん。この最高のコンビによる対談はとてもよかった。3バックは選手間の距離が長くなるため、日本には不向きとのこと。なるほどね! 疲れが蓄積されることでのパフォーマンスの低下を避けるため、選手交代や起用法がいかに大切かという点も繰り返し強調していた。開幕まであと47日。今回はホント、楽しみだなあ。2014/04/24

Miyako Hongo

13
ブラジルW杯で盛り上がるための準備本。活躍しそうな国と選手名、日本はどこまでやれそうか予測なんかがメインのサッカーよもやま話。 個人的にイブラヒモビッチが見られないのが激しく残念な大会なんだけど、メッシに注目というのはアリ。前回はマラドーナの方が目立っちゃってたから、今回は目立っておくれ。本命ブラジルとの決勝なら、徹夜も覚悟だ。ヨーロッパ勢の中では一番ブレない質実剛健ドイツが注目かな。 サッカー発祥の地イギリスがなぜW杯で勝てないかの考察は、確かに納得。確かにあの国のリーグ、恵まれ過ぎてる(笑)。2014/04/14

coolmonster

7
山本氏と武智氏のW杯前のサッカー談議。山本昌邦氏はアテネ五輪の代表監督だったが、アジア突破までは素晴らしかったものの、五輪では選手のポジションを突然変えたり、あまりいい印象は持っていない。しかし、武智氏の巧みなリードでW杯の話だけではなく、今後の育成まで含めた面白い対談になっている。好著。2014/05/05

Yutaka Matsuzawa

7
面白かった。サッカーを良く知っているお二人なので、話が尽きない。対パラグアイPK戦での裏事情など、まさに深読み。自国出場のW杯を観れる幸せ。楽しみな対コートジボワールから始まり、果たして日本は何試合戦えるのだろうか?2014/04/22

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