内容説明
安全で、清潔で、不自由なく暮らせる国。礼儀正しく、秩序があって、真面目な人々…。海外に長く暮らしてみれば、日本と日本人の長所ばかりに気づく。私たちはどこが優れ、何が足りないのか。グローバル化が進む世界に向け、日本人がもっと元気になっていい理由を、豊富なエピソードから語り尽くす。
目次
第1章 世界から見る意外な日本
第2章 ここが違う、ここは同じ「外国流」
第3章 欧米流はほんとうにお手本なのか?
第4章 アジアから日本を眺めてみる
第5章 「日本流」は手本になれる
第6章 日本人は、グローバル化を恐れなくていい
著者等紹介
布施克彦[フセカツヒコ]
1947年東京生まれ。70年一橋大学商学部卒業後、総合商社勤務、主に鉄鋼貿易業務に従事。その間、ナイジェリア、ポルトガル、アメリカ、インドに計15年勤務。99年退社後、精密機械メーカー勤務を経て、2003年より著述業。NPO活動、大学非常勤講師などを務める
大賀敏子[オオガトシコ]
一橋大学卒業後、1983年環境庁(現環境省)、UNEP(国連環境計画)、タンザニアJICA専門家、JICA国際協力専門員、タイ国連アジア太平洋経済社会委員会。99年からUNEP勤務、ナイロビ(ケニア)在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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プル
6
グローバル化と叫ばれる中、日本人の誇れること、もっと伸ばしていいとこと、気をつけることが書かれてありました。人材育成に関与する人、、外資系に勤務者はすごく納得感があるのではないでしょうか。2015/02/24
山下 賀久
2
元総合商社に勤められていた方と国連機関にお勤めの方の共著です。章によって書き手が変わります。よくある日本はすごいぞ、という本かと思いきや、海外で外国人と一緒に働くとき、海外で暮らすときに何に注意しないといけないか、外国人の働き方、アピールの仕方、仕事の進め方、約束の意味、ルールの守り方などをはっきり示してくれています。そのような中でいかに日本のすばらしい点を国際的に広めていくことができるか、という視点は新鮮でした。英語は嘘をつきやすい言葉だ、という記述にはなるほど、と納得しました。いい本でした。 2014/07/17
ybhkr
0
タイトルで想像していた内容とは違ったが、わたしが思う日本のスタンダードには一致していた。基本的にプチ鎖国であまり首都圏から出ないタイプなので多分これからも海外に行くことはないような気がするら。日本のアイデンティティやスタンダードが染み付いているから旅行ならば数日のこと…とすることがあるかもしれないが、住んだり働いたりは絶対無理。アフリカで20年の著者にびっくり。地震の心配があっても今いる街が最高。ここで死ぬなら悔いなし。グローバルはアクティブで順応性のあるみなさまに任せます。2016/05/27
やま
0
タイトルと内容に食い違いがある。経験を元に海外で働く上での注意点などについて書かれている。2014/10/04
ちゅるふ
0
はい、優秀優秀・・・2014/07/15