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日経プレミアシリーズ
「IT断食」のすすめ

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  • サイズ B40判/ページ数 233p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784532261405
  • NDC分類 336.17
  • Cコード C1234

内容説明

大量のゴミメールに、時間ばかり取られるパワポ資料。現場を忘れた技術者に顧客と会わない営業マン―生産性を向上させるはずのITに、みんなが振り回され、疲弊している不条理。深く、静かに進行する「IT中毒」の実態を明らかにし、組織と現場の力を取り戻す方法を解説する。

目次

プロローグ―IT中毒者たちの“多忙”な日常
第1章 本当は恐ろしい職場のIT
第2章 世代で異なる副作用
第3章 「IT黒船来襲」に踊る人々
第4章 依存症克服への「処方箋」
エピローグ―中毒症状を乗り越えて

著者等紹介

遠藤功[エンドウイサオ]
早稲田大学ビジネススクール教授。株式会社ローランド・ベルガー会長。早稲田大学商学部卒業。米国ボストンカレッジ経営学修士(MBA)。三菱電機、米国系戦略コンサルティング会社を経て現職

山本孝昭[ヤマモトタカアキ]
株式会社ドリーム・アーツ代表取締役社長。1988年広島修道大学商学部卒業後、アシスト入社。93年インテルジャパン入社。家庭用パソコン市場拡大戦略の立案・実施を担当。96年、ドリーム・アーツ設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えちぜんや よーた

22
「中央集権型組織」は、facebookやtwitterのような、 「タテ」・「ヨコ」・「ナナメ」が入り乱れた、 ソーシャルコミュニケーションには合わない、 つまり「中毒」になっても仕方がないと思います。 コミュニケーションの「道具」うんぬんというより、 その組織の「体質」が、その「道具」がに合うか合わないかの 問題ということです。こういった組織に「双方向性のコミュニケーション」が、 合うかどうかそもそも怪しいような気がしました。2012/11/01

ふろんた2.0

6
もし、業務からパソコンを排除したら、書類作ったり、メールの送受信、ネットで情報収集など仕事をしている風で付加価値を生み出していないのがバレバレだな。受信メールは社内文書であっても、ccできたらスパムメールくらいにしか思っていないのだが、こちらからccで送信する場合の作法は再考しよう。業務効率化支援ツールとして導入したアプリがたくさん起動していて、結果的に業務を複雑化しているとかデスクワークが多いなあ。一度ITから距離を置くと何のための仕事かがわかるかもしれませんね。2012/05/15

Go Extreme

3
IT中毒者たちの“多忙”な日常 本当は恐ろしい職場のIT:ICFとBLT メール=責任回避 自分の考えなし 厚化粧されるプレゼン資料 当たり前すぎる結論 プロの魂・職人技すり減らす 加害者で被害者 摂取過剰 世代で異なる副作用:丸投げ・放置・無責任の経営幹部層 「IT黒船来襲」に踊る人々:ヒトの本能 アメリカ出羽守 モンスターユーザー マッチポンプ 情報の肥大化・行動の弱体化 依存症克服への「処方箋」:見える化・ベストミックス 断つ時間 ワークスタイルをルール化 ユーザー主導のIT 中毒症状を乗り越えて2021/05/10

K K

3
何年か前の作品ですが、今も充分当てはまる。でも読んでて思ったのは、上が変わらないと意味ないのでは?ということ。IT中毒に僻遠とした人は、起業するか、あまり会社にも止めず粛々と働き、副業などを頑張るかするだろう。改善というより、さらなる悪化の動きを止めるしかないのかなあ、と悲しくも思った。 トヨタの紙一枚主義がいい。 "プロの魂、職人技をすり減らす。" "組織全体がIT中毒にかかっている。"2018/07/15

Gamemaker_K

2
ICTは、効率化というよりも、ただ単に時間を消しているってことだろうな。2012/06/26

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