日経プレミアシリーズ
ジョージ五世―大衆民主政治時代の君主

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  • サイズ B40判/ページ数 237p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784532261276
  • NDC分類 288.493
  • Cコード C1222

内容説明

現代英国の礎を築いた名君、ジョージ五世。ヴィクトリア女王の孫として生まれ、突然の即位、「いとこたちの戦争」と言われた第一次世界大戦、世界恐慌をいかに切り抜けてきたのか。昭和天皇が終生手本として尊敬した国王の波瀾万丈の人生を生き生きと描く。

目次

第1章 「船乗り王子」と運命のいたずら
第2章 大英帝国の皇太子
第3章 政争のさなかの国王即位
第4章 「いとこたちの戦争」の光と影
第5章 大衆民主政治の到来と国父ジョージ
第6章 帝国と王室のゆくえ
補論 ジョージ五世と日本

著者等紹介

君塚直隆[キミズカナオタカ]
関東学院大学文学部教授。1967年東京生まれ、90年立教大学文学部史学科卒、93年から94年にかけてオックスフォード大学セント・アントニーズ・コレッジ留学、97年上智大学大学院文学研究科史学専攻修了。博士(史学)。神奈川県立外語短期大学教授を経て、2011年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Humbaba

6
王族とはどうあるべきか.なんでもできる環境であるからこそ,自分を律する能力が必要になる.それは,ある意味で最も苦しい立場にいるといえるのかもしれない.最初からできないことと,できるけどやらないこと.これらは全く別のことであり,後者は非常に困難なことである.2011/12/14

Fumi Kawahara

4
新書のいいとこは、すらすらすら~っと読めちゃうとこだな。前に読んだヴィクトリア女王の続きとして読めたので、人間関係等頭に残ってて読みやすかった。君塚さんの本はちょいちょい読破していきたいな~・・・(って、積本山盛りなのだが・・・)英国本を読んでると、「日本人と変わらない」と思えるとこ。戦時中の「敵性なんちゃらだから排除」とかいう世論がはびこるとことか。親近感湧きません?戦勝の勝ち負けでその愚行に対するイメージが180度違うとこなんか、「感情とは・・・」と考えちゃう。2019/12/18

るるぴん

3
イギリス立憲君主の父と呼ばれたジョージ5世(1856〜1936在位1910〜36)の生涯。産業革命による新興勢力の台頭で、貴族政治から大衆民主政治へと移行。第一次世界大戦で欧州君主制が崩れていく最中、国を安定的に導びけたのは、国民の神経を逆撫でしないよう、常に気持ちに寄り添い誠実に信念を持って働いたからに尽きる。仲が良かった敵国従兄弟の亡命も受け入れず、植民地の自治や独立を認めるなど、冷徹な犠牲精神と判断力も垣間見せた。イギリスが他国と違うのは、血(王朝)にこだわらず君主制を守るに徹した柔軟性?2019/10/28

バルジ

2
近代日本の立憲君主制にも強い影響を与えたジョージ5世の評伝。即位早々ヴィクトリア朝から発展しつつあった大衆民主政治の洗礼を受け、その後未曾有の大戦争を生き抜いたほぼ唯一の「皇帝」としてイギリスと帝国の国父となったジョージ5世。皇太子時代からの政治的修練が実を結んだのもあったのか、謹厳実直で外交を苦手としながら有能な側近と長老政治家の支えもあり君主として適切な政治判断を下していく。「君臨すれども統治せず」では無く帝国の総攬者としてその政治指導の姿は他国の君主では容易に真似できないものであっただろう。2020/04/18

ゆたか

2
大衆民主主義へと移りゆく大英帝国と、その時代に生きたジョージ5世の生涯を描いている。19世紀後半から1930年代までの歴史を、王室という視点から見ると、意外なことが分かる。ヨーロッパ外の植民地をめぐって対立を繰り広げいていたロシア、建艦競争を繰り広げたドイツの君主達とは従兄弟同士であったことなどは、世界史の教科書を読んだだけでは思いもよらないだろう。英国王が「トランプの王様とともに生き残った」のは、誠実な国王の人柄による部分が大きいのだろうか。2013/02/03

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