出版社内容情報
講談社の「コミックDAYS」でコミカライズ版連載スタート(2022年1月)!
仕事に疲れ、人生に後ろ向きになった僕を救ってくれたのは、
偶然出会った一匹の捨て猫だった――
あの梅田氏による衝撃の物語、待望の文庫化。
2017年9月に刊行された梅田悟司著『捨て猫に拾われた男』の文庫化版。
「甘えたいときに甘え、構ってほしくない時には容赦なく爪を立てて牙をむく。そんな横暴な振る舞いをしてもなお愛される猫の生き様に、相手の顔色ばかりを窺いながら生きてきた僕は、もう一度、人として生きる自分の居場所を見つけた」――
ある偶然から里親として迎えた一匹の黒猫「大吉」。妻様と二人、あの手この手で一生懸命尽くすもなかなか心を開いてくれない大吉が、様々なトラブルを乗り越え、時間をかけて「家族」になるまでの著者の実体験をもとに描き出されたほのぼのとしたストーリーの中に、梅田氏ならではの視点から「人の生き方、幸せとは何か」を問いかけた本書は、発行翌年には市原隼人主演のスペシャルドラマ(NHK―BS)が放映され、2019年にはノベライズ版(宝島社)も刊行されるなど、次々、話題をさらってきた。
そして今回、新たに漫画化(コミカライズ)され、講談社(ヤングマガジン)の漫画アプリ「コミックDAYS」で連載がスタートする(2022年1月下旬予定)。漫画家は講談社期待の新人・里中翔氏(『誰が為にブザーは鳴る』でモーニングのTHE GATE古屋兎丸賞を、『stand by me』でちばてつや賞ヤング部門準大賞を受賞)。
新型コロナ禍で、会社や組織という縛りと距離を置き、自分の生き方を見つめ直す機会も増えている。著者が描き出す一つひとつの短いエピソードを通じて、ゆっくりと人生を考えるには最適の一冊である。
内容説明
甘えたい時に甘え、構って欲しくない時には容赦なく爪を立てて牙をむく。そんな横暴な振る舞いをしてもなお愛される猫の生き様に、相手の顔色ばかりを窺いながら生きてきた僕は、「思った通りに生きる」ことの大切さを知った…ベストセラー『「言葉にできる」は武器になる。』の著者が、里親として迎えた一匹の黒猫と家族になるまでを泣き笑いのエピソードで綴る渾身の物語。
目次
第1章 生活・暮らし(住みつけば都;猫をかぶるのもラクじゃない;できない、という魅力 ほか)
第2章 仕事・自己実現(爪痕を残してナンボだろう;着地よければすべてよし;高いところから俯瞰で見よ ほか)
第3章 友情・恋愛(すべての猫は例外である;抱いてもいいぞ;信用できる人は一人でいい ほか)
著者等紹介
梅田悟司[ウメダサトシ]
コピーライター。1979年生まれ。上智大学大学院理工学研究科修了。ジョージア「世界は誰かの仕事でできている。」、タウンワーク「バイトするなら、タウンワーク。」のコピーライティングや、TBSテレビ「日曜劇場」のコミュニケーション統括に加えて、ベンチャー企業のコミュニケーション戦略を経営者と共に立案している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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erico
ジュン
hinotake0117