出版社内容情報
タイムスリップした幕末で渋沢に弟子入りした16歳の少年が、現代に戻り令和を代表する起業家に。小説仕立てで学ぶ渋沢哲学のすべて
内容説明
借金を残し失踪した父。進学を諦めた16歳のシブは、ある日事故で気を失う。目覚めたのは幕末、八咫烏に姿を変えた彼を拾ったのは渋沢栄一だった。栄一と共に8年を過ごしたシブは再び気絶、事故から1週間後の現代に戻る。そして、重い心臓病の母を救うため起業を決意した彼の前に栄一が現れる―奇想天外なストーリーの中に渋沢哲学が詰まった一冊。
著者等紹介
香取俊介[カトリシュンスケ]
脚本家。作家。1942年東京生まれ。東京外国語大学ロシア語科卒。NHK(報道、ドラマ)をへて作家・脚本家に。日本放送作家協会理事
田中渉[タナカワタル]
1967年生まれ。早稲田大学社会科学部卒。松久淳と「松久淳+田中渉」という筆名でコンビ作家としても活動。自身の著作以外にも、谷川俊太郎の詩「あなたはそこに」など別の作家の作品等への挿絵も手掛ける。2004年に映画化された『天国の本屋―恋火』の原作でもある『天国の本屋』シリーズは累計100万部(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
桂 渓位
4
非常に読みやすかったです。アニメ化しても、いいかも知れませんね✨(^-^ゞ2020/02/02
m.m
2
旧姓が同じだったので、何をした人なんだろう???とずっと思っていた。お札になる!!!これは読まなければっと……思ってた感じとはちょっと違っていたけど、読みやすくスラスラ読めた。2020/04/07
sho watabe
2
小説で渋沢栄一の生涯と考えを学べる一冊。 前半はひょんなことから主人公が江戸末期にタイムスリップ。 体もなぜか八咫烏になってしまう。 その後渋沢栄一と出会い、行動を共にする。 後半は現代に戻り、体も人間に元通り。 そこから渋沢栄一から学んだことを活かして起業するというストーリー。 前半では渋沢栄一のたどった道がとても分かりやすく描かれており、勉強になった。 (血洗島→京都→パリ→駿河→江戸) 主人公の設定が高校生であり、使われている言葉が平易なので中高生が初めて渋沢栄一に触れる際にはうってつけ。2019/11/29
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