文春文庫<br> 漂泊者のアリア

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文春文庫
漂泊者のアリア

  • 著者名:古川薫【著】
  • 価格 ¥480(本体¥437)
  • 文藝春秋(2022/07発売)
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  • ISBN:9784167357092

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内容説明

“歌に生き恋に生き”た世界的に名を馳せたオペラ歌手藤原義江。英国人の貿易商を父に、下関の琵琶芸者を母に持った義江の波瀾の人生を描いた直木賞受賞作。(田辺聖子)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きのこ

23
直木賞92/190 や、これは面白かった。女と金にルーズと言われるけれど、いい男には女の方から寄ってくるんだからある意味不可抗力ウンウン 自身の実力と周囲のスピード、本場オペラと日本との格差、混血、等々、様々な葛藤と闘い続けた人生ではなかったか。義江抜きには語れないと言われる日本オペラの発展、その自伝をぜひ読んでみたい。 2019/10/07

背番号10@せばてん。

15
【1990_直木賞】1994年6月16日読了。あらすじは忘却の彼方。1994/06/16

MIKETOM

5
第104回直木賞。賞の選考委員たちが大絶賛した作品。しかしながら読んでみると面白くなかった(笑)。「世界的なオペラ歌手、藤原義江の波瀾の生涯」とのこと。両親に捨てられた前半生から一転して声楽家としてブレイクするのだが、それ以降は金と女にだらしないアホ丸出しのカス人生。親の愛情とまともな教育を受けずに育つとこういう人間になってしまうんだろうか。落魄後は周囲から潮を引くように人が消え去ってしまう。最後まで尽くした女が一人だけいた。老醜後に初めて知った本物の愛なのかな。最初からこの女にしておけばよかったのに…。2017/03/19

あっ!chan

3
後半が駆け足の感があり、ちょっと残念です。恋の話を書かないと盛り上がりにかけるかもしれないけど、もう少しオペラの実力の凄さも知りたかったなぁ!2012/09/09

東森久利斗

0
ひょうはくしゃ? さすらいもの? “さすらい”に一票。蓄音器からレコード盤のノイズとともに流れる歌声を聴き、余韻に浸りながら文字を追うと、また、違った想いが生まれたのだろう。2016/11/05

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