出版社内容情報
仕訳や伝票処理、決算書作成より大事なこと――複数社を知る「フリーの経理部長」が教える、黒字会社と赤字会社を分ける経理の習慣。不正を未然に防ぎ、収益を確保する――複数の会社を見てきた“流しのプロ経理人"だからわかった、良い会社が持っている「仕訳」や「決算書作成」の前に大事にしている経理の習慣。
2014年11月に刊行した『スーパー経理部長が実践する50の習慣』の文庫化。複数企業で経理部長(顧問)としての実務から経営参画まで携わる自称“流しの経理人(スーパー経理部長)"である著者が、不正を防ぎ、かつ利益成長に結びつける「経理担当者」に必要なものの見方・考え方を、自らの経験をもとに、実際のケースを盛り込みながらわかりやすく解説します。
経理は会社の中心で扇の要的な役割を担っているもので、経理を大事にする会社は不正などのトラブルの芽を未然に摘み、成長も遂げることができるという著者の信念を、自分の部下に語りかけるような優しい語り口で説いていきます。文庫化に当たっては、不正を防ぐとともに成長のために会社内の組織を横串でつないだ「よい循環」をつくる役割を持っている経理という側面を軸に全体を見直しました。東芝の不祥事など改めて企業の内部管理体制の問題が問われる今、経理社員や経営層はもとより、特にビジネス人になりたての若い人たちに読んでほしい一冊です。
? 「経理は事務職」は遠い過去
? 日常の行動習慣が「デキる」をつくる
? 「デキる経理」の資質とモラル
? 「デキる経理」のコミュニケーション力
? 組織の規模・環境に応じた経理社員の仕事上のポイント
? 経理部門内での立場・役割と仕事の基本
? 経理以外の部署に何を中心に「経理」を伝えるか
? 「デキる経理」心得帳
前田 康二郎[マエダコウジロウ]
著・文・その他
内容説明
経理が最後に崩れるとき、組織も完全に崩れる―確実に収益を伸ばし、社会の信頼も得ている企業には、問題の芽を未然に摘み、収益改善にも貢献する「デキる経理」が必ず存在している。組織内でのコミュニケーションから、日常生活のちょっとした工夫まで、複数の企業を見てきた“流しのプロ経理人”が教える、「仕訳」や「決算書作成」の前に大事なこと。
目次
1 「経理は事務職」は遠い過去
2 日常の行動習慣が「デキる」をつくる
3 「デキる経理」の資質とモラル
4 「デキる経理」のコミュニケーション力
5 組織の規模・環境に応じた経理社員の仕事上のポイント
6 経理部門内での立場・役割と仕事の基本
7 経理以外の部署に何を中心に「経理」を伝えるか
8 「デキる経理」心得帳
著者等紹介
前田康二郎[マエダコウジロウ]
1973年生まれ。学習院大学経済学部卒。数社の民間企業で経理・IPO業務を中心とした管理業務、また海外での駐在業務を経て、2011年に独立。現在はフリーランスの経理として、経理業務や利益を生む組織改善の提案を中心に活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
大先生
Iwish
タロウ
-
- 和書
- 南北朝武将列伝 南朝編
-
- 電子書籍
- NEOで始めるブロックチェーン開発入門