日経ビジネス人文庫<br> 検索刑事(デカ)

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日経ビジネス人文庫
検索刑事(デカ)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 265p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784532198114
  • NDC分類 547.48
  • Cコード C0134

出版社内容情報

「羽毛布団で1位を取れ、できなけば殺す!」ネット関係者なら誰も気にする検索対策の世界を、ミステリー仕立てで紹介。前代未聞の検索エンジンミステリー小説

IT会社社長が殺された事件を捜査中、警察に一通の脅迫文が届く。
「『羽毛布団』のキーワードで1位を取らなければ、天誅を下す」・・・・・・。
新人女性刑事の京丸は、SEO業界を捜査するために、SEO会社
やページ制作会社に聞き取り捜査に向かう。しかし、そこには今まで
知らなかった検索エンジンの“裏"が浮かび上がり、ネット業界の
闇の部分が広がっていた。果たして、検索結果で上位表示される
方法は解明されるのか? そして、IT会社社長を殺した犯人を逮捕
することができるのか?


◎ネットビジネスを行う企業はどこも、顧客からのアクセスを増やそう
と苦心しています。HPのキーワードいかんでアクセスは大きく違ってく
るため、自社サイトの表示順位をあげようと、さまざまな工夫を凝らしま
す。この対応策のことをSEO(search engine optimization、検索エ
ンジン最適化)対策といい、SEO対策に特化したコンサルビジネスも広がり
しつつあります。

◎しかし、検索エンジンの仕組みを理解している人はあまりいません。本書
では、検索エンジンが、どのようなルールと基準のもとに、どうやって検索結
果の順位を決めているのか、がわかります。

◎本書はストーリーをたどることで、検索エンジン対策を行う心構え、SEO対
策を手伝う業者との付き合い方も学べます。

序 章 脅迫文

第1章 詐欺

第2章 キーワード

第3章 ページ構造

第4章 外部施策

第5章 コンテンツ制作

エピローグ

竹内 謙礼[タケウチケンレイ]
経営コンサルタント
有限会社いろは代表取締役。
大学卒業後、雑誌編集者を経て、観光牧場の企画広報に携わる。
楽天市場において2年連続ショップ・オブ・ザ・イヤーを受賞したほか、
数多くのネットビジネスの受賞履歴あり。
ネットショップ運営を中心にしたコンサルティングに精通し、
個人事業主のネットショップ運営から大企業のネット通販事業まで、
幅広くノウハウを提供している。
現在、低価格の会員制コンサルティング「タケウチ商売繁盛研究会」の
主宰として、150社近い企業を指導。
初心者からベテランまでのネットショップ運営者に向けた
分かりやすいアドバイスには定評がある。
全国各地の商工会議所や企業にて精力的にセミナー活動も行う。
経済誌や専門誌への連載や寄稿のほか、
日経MJにおいて、毎週月曜日「竹内謙礼の顧客をキャッチ」を執筆中。
著書に『ネットで売れるもの 売れないもの』(日本経済新聞出版社)『ネットで儲ける王様のカラクリ』(技術評論社)『Amazonに勝てる絶対ルール』(商業界)ほか多数。

内容説明

「羽毛布団」のキーワードで、6カ月以内に、検索結果1位を取りなさい。できなければ天誅を下す―。ネットビジネスの大きな関心事であるSEO(検索エンジン対策)の世界をミステリー小説で紹介。グーグルやヤフーなど検索エンジンの仕組み、SEOの舞台裏がよくわかる。

著者等紹介

竹内謙礼[タケウチケンレイ]
販売戦略立案の経営コンサルタント。有限会社いろは代表取締役。大学卒業後、雑誌編集者を経て、観光牧場の企画広報に携わる。楽天市場において2年連続ショップ・オブ・ザ・イヤーを受賞したほか、数多くのネットビジネスの受賞履歴あり。ネットショップ運営を中心にしたコンサルティングに精通し、個人事業主のネットショップ運営から大企業のネット通販事業まで、幅広くノウハウを提供している。現在、低価格の会員制コンサルティング「タケウチ商売繁盛研究会」の主宰として、150社近い企業を指導(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぶんこ

43
「検索エンジン」「コンテンツ」といった初歩的な用語から「SEO」まで知らない事ばかりでしたが、こんな初心者にも判りやすく小説仕立てで解説してもらい、とても面白かったです。検索する時にはグーグルを使っていましたが、この会社が「利用者のためのホームページ」を提供する事を最重視していることに感銘を受けました。そうはいっても、年賀状作成時にフリーのイラストを探すたびに、毎回判りづらくてイライラさせられているのは何故か?小説としての醍醐味はともかく、検索エンジンの初歩的な仕組みを知る上では役立つ本でしょう。2017/05/19

幹事検定1級

25
ウェブの検索エンジンの世界をテーマにした本です。検索エンジンのことや日夜繰り広げられる壮絶な検索上位ランキング争い、なんとなく想像していたが厳しい世界ですね。そしてグーグルの検索エンジンの素晴らしさを改めて実感しました。(図書館本)2017/02/04

青色夜ふかし

18
竹内謙礼けんれい ネットショップ運営・SEOのコンサルの著書。▼SEO対策のノウハウ本。▼移動中の空港敷設の小さな本屋で、豚の角煮やらかるかん饅頭の横に並んでいたにしては、いわゆる良書じゃないかな。専門外でありながらコンテンツ制作に関わっている自分にとって、とても興味深い内容でした。『可能性があることは全てやる』作中のSEOカリスマ高校生瀬尾の言葉ですが、ビジネスマンの姿勢としてグッとくる言葉でした。2017/12/17

YJ

5
SEO(検索エンジン最適化)についての小説。SEOについては、真摯に取り組むことが大事なのですね。事件そのものについては、あんまり触れられてなくて残念。2017/06/07

うちこ

3
なるほどこういう設定にしたら、「自分ごと」としてその手段に翻弄されたり、詳しそうな人に全力で寄りかかろうとすることを疑似体験できる。 SEOをテーマにした「犯罪の動機」や、矛盾が発生するところに「マネタイズ」という手段を持ってくるところは、「おお」と思いながら読めて「うまいなぁ。そうきたかぁ」なんて感じで楽しめます。ホワイトハット・ブラックハットなんて専門用語まで出てくるのに、するする読める。 特殊なテーマを小説仕立てで書く、という効用みたいなものを見ました。2017/04/23

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