日経ビジネス人文庫
「3人で5人分」の成果を上げる仕事術

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  • サイズ 文庫判/ページ数 211p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784532197568
  • NDC分類 336.3
  • Cコード C0134

出版社内容情報

「朝メール」「マルチ担当制」など、密度を上げて働くために、個人とチームですぐ始められるアイデアを多数紹介する。

内容説明

人は増えないのに、仕事ばかり増え続け、残業してもいつも仕事に追われてしまうのはなぜ?限られた人数と時間で結果を出すには、仕事の優先順位を明らかにし、「成果につながる重要な仕事」に集中し、時間を無駄にする「任せる仕事」「捨てる仕事」を見直すことから。チームで仕事を共有して効率化する「朝メール」「夜メール」「マルチ担当制」など、密度を上げて働くためにすぐ始められるアイデアを多数紹介する。

目次

第1章 人手不足をチャンスに変える働き方(人手は減り、仕事は増え続ける時代;「人手不足を残業でカバーする」発想をやめる;優先順位を明確にする「朝メール」「夜メール」 ほか)
第2章 個人とチームで成果を上げる仕事術(マニュアル化で「引き継ぎ漏れ」を防止!;「捨てる仕事」選びがパフォーマンスを高める;働き方を変えるために周囲を説得する ほか)
第3章 働き方は変えられる(回り道でも「人を育てる」が勝ち!;無理をしてでも部下を定時に帰してみよう;「成果」を正しく定義する ほか)
第4章 対談 働き方改革は現場から―小室淑恵×曽山哲人サイバーエージェント人事本部長

著者等紹介

小室淑恵[コムロヨシエ]
1975年生まれ。株式会社ワーク・ライフバランス代表取締役社長。日本女子大学文学部卒。99年、資生堂入社。2006年に株式会社ワーク・ライフバランスを設立。900社以上の企業で残業を削減し、売上・業績を向上させる「働き方見直しコンサルティング」とともに、年間約200回の企業・一般向け講演・研修を行う。産業競争力会議民間議員、内閣府男女共同参加会議「仕事と生活の調和に関する専門調査会」委員、厚生労働省、経済産業省などの委員等もつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ネコタ

46
どんな業種でも何かしらは参考になると思う。以下気になったところ。「仕事に時間を割り当てるのではなく時間に仕事を割り当てる」「この人でないとできない仕事は少ない」「後輩指導を成果にカウントするしくみ」「無理をしてでも部下を定時に帰す」「(正規雇用でない人が)戦力になるかは育て方次第」2020/04/22

とびほびこび

32
少し前に話題になった1D(ワンダイレクション)ならぬ、1OP(ワンオペレーション)を思い出す。(語呂だけですいません(^-^;)これから必然的に労働力が失われていく超高齢化社会への突入。疲弊する社員が増えているのはどの職場でも共通した悩み。「仕事は渡すか捨てるかしないと無くならない。」必要なのは段取り力、その力を養うために会社にいる時間を長くするよりも環境を変えたり、異業種交流を図ったりと働き方を工夫しないと生き残れない。理屈は分かるのだが・・。悲しいけどこれって仕事なんだよね。2015/03/20

hatayan

31
政府のワーク・ライフ・バランスの調査会の委員を務めた小室淑恵氏の著書。自分が成長するだけでなく他の人の仕事全体に目を配りチームを底上げする必要を力説。上司は自ら率先して定時で帰るだけではなく、部下が定時で帰れるインフラを作る。「仕事に時間を割り当てる」のではなく「時間に仕事を割り当てる」。相場観を動員して捨てる仕事を見極める。人を育て、仕事の内容を平準化して能力問わず全メンバーを活用する。生み出した時間をプライベートに充てることで、自分の世界や視野を広げることが可能になり、良い循環が回り始めるとします。2019/06/30

W-G

29
端的で読みやすく、自分の身に置き換えた時にも問題点が抽出しやすい。自分の周囲にいるアノ人やコノ人、彼や彼女らに対して溜まっていたモヤモヤが明文化され、それに対する解消策のヒントもちゃんとある。ただ一点、この本は経営者や管理職の視点でのみ書かれているので、新卒・若手社員に奨めてはいけないと思う。勘違いする。この筆者の小室さん、彼女もプライベートを省みず仕事に没頭してきたのは間違いない。2016/06/19

RED FOX

14
好感。大企業だと例えば毎年3000人退職して(団塊世代)100人入社、つまり毎年2900人分の仕事が積みあがり、労働力不足で追い込まれる企業が増える⇒よって今後は「お前の代わりなんていくらでもいるんだぞ戦略」は通用しない、働き手に選ばれない会社は生き残れない。かといって経営者の論理「人件費を補充しないで生産性を上げ、浮いた時間にまた仕事を上乗せする方法」の本でもなく、定時退勤による各個人の仕事以外のインプット増加を目指す=会社全体の生産性向上、のための仕事術とのこと♪2016/01/11

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