内容説明
頭は悪くない。やる気もある。でも仕事で成果を出せないのはなぜ?―行列のできる残念なパスタ店、熱心なのに顧客を取り逃がす営業マンなど、身近な事例をもとにコンサルタントが思考法のエッセンスを紹介する日経プレミアシリーズの34万部ベストセラーを文庫化。
目次
プロローグ なぜ残念なのか
1章 残念な人はつくられる
2章 二流は掛け算で考え、一流は割り算で考える
3章 残念な人は「塗り絵」ができない
4章 機能だけを磨いても二階には上がれない
5章 人生を残念にしないためのプライオリティ
著者等紹介
山崎将志[ヤマザキマサシ]
ビジネスコンサルタント。1971年愛知県生まれ。1994年東京大学経営学部経営学科卒業。同年アクセンチュア入社。2003年独立。その後、企業研修の知識工房、事業再生コンサルティングのアジルパートナーズをはじめ、数社のベンチャー企業を開発(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ehirano1
68
タイトル買いすると「残念」になるかもしれない本だと思いました(出版社の思惑は当り、ベストセラーとなったようですが・・・)。著者がそもそも本書のタイトルではなく「仕事人生を楽しく有意義に過ごすためのヒントを書いたつもり」と云っているように、「著者の経験論によるヒント満載の読み物」だと感じました。記載されたヒントからは、やはり原理原則が如何に大切であるかということが再認識できました。2017/06/20
五月のつつじ
6
最初に「仕事にすべてのプライオリティを置く」といった時点で自分には合わないなーと思った。天職活動の時に何を気にするべきか、というところは面白かったし、残念な人は勿体ない人と言うところはへーと思ったけど、そのくらいの本でした。2017/03/31
プリン
5
自己啓発的なビジネス本からは、一つでも学べることがあればいいと思って読んでいます。本書から得たこと。それは第2章の「二流は掛け算で考え、一流は割り算で考える」。自分の考え方がまちがっていないことを確認できて良かったです。たったの525円(税込)で勉強になりました(^^)2013/06/17
ぶ~よん
4
高学歴ながら仕事で結果が出ない人。本屋で少し立ち読みして、ここらへんのフレーズが胸に突き刺さったため、購入。中身は営業マンのための内容に偏っていたので、あまり参考にはならなかったけど、どんなに数字を残していても「考え方の異なるものは排除せよ」というジャック・ウエルチの言葉は興味深かった。愚か者は組織に貢献する以上に害をなす。愚か者を上司が放置したり、甘やかしたり、大目に見たりすることほど、企業に害をなすことはない。そうした甘やかしは組織の信頼や士気を損なう。我儘なエースは必要ないってことかな。2013/07/06
てつ
3
「残念な」っていうのは、少し考え方を変えればうまくいくのにもったいない、っていう意味らしい。 よくありがちな残念な考え方を集めた本、って感じ。 読んでて自分もやっちゃってる、っていうのがけっこうあった。。。 人の振り見て我が振り直せ、っていうけど、気をつけないとな。2023/06/12