内容説明
読ませる名文の書き手・コピーライターは、本の読み方が違う!広告史に残る名コピーから『こころ』『ハムレット』『ヴィヨンの妻』、アンデルセンからチャペック、藤沢周平まで、広く愛される名作の数々を紹介。その文章の一部分を抜き出し、1文字、1語、1文の効果を説きながら、名文が名文たる所以を解き明かす。「いい文章を上手に書くためには、いい文章を上手に読むことです」。
目次
第1部 コピーライターは手紙のつもりで書いている
第2部 コピーライターはこう書き、こう読む
第3部 書き出しは読み出しである
第4部 面白くなければ読んでもらえない
第5部 書物も読者も小宇宙飛行である
第6部 読書家の夢は比べ読みの長旅である
第7部 好きならばこそ見つめ、調べ、読み、書く
第8部 読み書きトレーニング自由参加型読書のすすめ
著者等紹介
鈴木康之[スズキヤスユキ]
東京コピーライターズクラブ会員。エッセイスト。日本広報協会広報アドバイザー。1937年生まれ。40年にわたり広告界の第一線で活躍。「広告批評」主宰広告学校では、25年間、若手ライターたちに文章の技法を指導した。日経産業新聞広告賞などの審査員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。