内容説明
世紀を超えて読み継がれる「菜根譚」。宗教評論家として名高い著者が、人生の哲理を述べた中国古典をわかりやすく読み解き、「『離』世間の人間学」の入門書として解説。混沌たる現代だからこそ、「人を知る」ことで組織を生き抜く智恵を学ぶ。
目次
前集(道徳を棲守する者は;世を渉ること浅ければ;君子の心事は;勢利紛華は;耳中、常に耳に逆うの言を ほか)
後集(山林の楽しみを談ずる者は;水に釣るは逸事なり;鴬花茂くして;歳月は本長し;趣を得るは多きに在らず ほか)
著者等紹介
ひろさちや[ヒロサチヤ]
宗教評論家。1936年大阪生まれ。60年東京大学文学部インド哲学科卒業。65年東京大学人文科学研究科博士課程修了。気象大学校助教授、教授を経て、大正大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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