日経ビジネス人文庫 なぜ、この人たちは金持ちになったのか

スタンリー，トマス・Ｊ．【著】〈Ｓｔａｎｌｅｙ，Ｔｈｏｍａｓ Ｊ．〉/広瀬 順弘【訳】

日経ＢＰＭ（日本経済新聞出版本部）（2008/09発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 464p／高さ 15cm
• 商品コード 9784532194581
• NDC分類 361.83
• Cコード C0133

内容説明

学校、仕事、結婚、買い物―。ミリオネアの生き方・考え方はここが違う！純資産１００万ドル（およそ１億１０００万円）以上のアメリカ全土の億万長者を対象に、大規模調査を実施。初めて分かった彼らの「成功の秘訣」とは？ＮＹタイムズ絶賛の全米ベストセラーを文庫化。

目次

１　本当の金持ちってどんな人？
２　億万長者への３０の質問
３　天才・秀才は金持ちになれない
４　チャンスとリスク、勇気と恐怖
５　金持ちになれる仕事、なれない仕事
６　金持ちになるための配偶者の選び方
７　買い物上手こそ金持ちへの道
８　金持ちの家をのぞいてみよう
９　億万長者のライフスタイル―現実と幻想
１０　ミリオネア・マインドを身につけよう

著者等紹介

スタンリー，トマス・Ｊ．［スタンリー，トマスＪ．］［Ｓｔａｎｌｅｙ，Ｔｈｏｍａｓ　Ｊ．］
アメリカ富裕層研究の第一人者。ジョージア州立大学教授職を経てニューヨーク州立大学オルバニー校マーケティング学部の教授となり、１９７３年、アメリカ全土の億万長者を対象とした初の大規模調査を実施。現在は教壇を退き、富裕層向けビジネスを行う企業や金融機関のアドバイザー、講演者として活躍している。１９９６年に発表したＴｈｅ　Ｍｉｌｌｉｏｎａｉｒｅ　Ｎｅｘｔ　Ｄｏｏｒ（邦題『となりの億万長者』）は全米で２００万部以上売れ、「金持ち本」ブームを巻き起こした

広瀬順弘［ヒロセマサヒロ］
１９３２年東京生まれ。青山学院大学英米文学科卒業。アメリカ大使館広報文化局勤務を経て翻訳家となる。フィクション、ノンフィクションを問わず幅広く活躍。２００７年逝去（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[エチゴヤ]

トマス・Ｊ・スタンリー3冊目。今回は面白おかしい言い回しとかはなく真面目な装い。億万長者の考えにもよく当てはまると引用されている古い格言、『人生でいちばんよいものはみな金がかからないか、かかったとしても大したことはない』（例で出てるのは親友とのトランプとか、博物館めぐりとか。読書なんかも人生でいちばんよいものに入りそうです。）という、なるほどもっともな言葉に出会えたことがこの本で一番もうけものでした。

2015/05/17

[茎沢]

もらった本。お金持ちは意外と質素。

2018/09/22

[@奴子の読書~選定中~(BB“)]

複数の人からインタビューをきき、その場で聞いているようなワクワク感があって、読み進められた。表紙のように特殊ではなく、特別な人とまでいかなくても良いと諭してくれる。

2016/03/05

[しろくろ1212]

アメリカの大勢のミリオネアたちにアンケートをとって、その結果を元に金持ちになる方法を探りだした本。一人の例じゃなく、膨大なアンケートから傾向を打ち出しているので、説得力があります。ミリオネアの考え方はとてもユニークで、自分がイメージする「お金持ち」の考え方や生活とはだいぶかけ離れていたので、面白かったです。

2013/05/18

[tru432]

大金持ちというとさぞかし高級なものを買ったり食べたりしているだろうと思われがちですが、意外とそうではないということがこの本から分かります。お金持ちになりたい≠お金が欲しいということに私は気づきました。お金持ち＝資産をきちんと保有するということは、浪費をしないでちゃんと賢く貯めるということが必要なのです。お金持ちになるためのセオリーやノウハウが書かれているわけではありませんが、お金持ちを目指そうとしている人は必ず理解しておかなければならないことがこの本には書いてあると思います。