内容説明
「判断力と先見性は天性。決断力と執行能力は努力次第である」(信越化学・金川千尋)、「『あの人は物わかりがいい』と言われたら、経営者は失格です」(オリックス・藤木保彦)―。卓越したリーダーシップは仕事上の“一皮むけた”経験を通じて培われる。日本の名経営者の軌跡から、リーダー足る必須条件に迫る。
目次
第1部 経営者の軌跡(「リーダーに必要なものは『やさしさ』だと思っています」―増田宗昭(カルチュア・コンビニエンス・クラブ代表取締役社長)
「与えられた場所が死に場所」―棚橋康郎(新日鉄ソリューションズ代表取締役会長)
「非営利の心を取り入れるリーダーシップが必要です」―福原義春(資生堂名誉会長)
「リーダーたる者、人間に対する深い理解が不可欠」―飯田亮(セコム取締役最高顧問)
「目の前の人間を尊重すること。それが私のリーダーとしての基本姿勢です」―南昌宏(コーポレイトソフトウェア代表取締役社長) ほか)
第2部 「一皮むけた経験」をリーダー育成にいかす(経営者の「一皮むけた経験」分析;次世代リーダー育成プログラムを考える;パート1・「経営者の仕事」とは;パート2・次世代経営者候補を選ぶ;パート3・経営者育成プログラムを考える)
著者等紹介
古野庸一[フルノヨウイチ]
株式会社リクルートマネジメントソリューションズ組織行動研究所執行役員。1987年東京大学工学部卒業後、株式会社リクルートに入社。南カリフォルニア大学でMBA取得。ワークス研究所を経て、2005年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。