出版社内容情報
世界で最も深い謎に包まれた一大金融帝国・モルガン財閥。政府になりかわって国の外交を担い、まるで中央銀行のように金融界に君臨し、産業界を陰で支配した“華麗なる一族”の全貌を生き生きと描いた名著!
内容説明
世界で最も深い謎に包まれた一大金融帝国・モルガン財閥。政府になりかわって国の外交を担い、まるで中央銀行のように金融界に君臨し、産業界を陰で支配した“華麗なる一族”の全貌を生き生きと描いた名著を文庫化。全米図書賞受賞作。
目次
第1部 金融王の時代(一八三八~一九一三年)(守銭奴;口やかましい人;王子;コーセア(海賊)号 ほか)
第2部 ドル外交の時代(一九一三~一九四八年)(変容;第一次世界大戦;爆発;彷徨 ほか)
著者等紹介
チャーナウ,ロン[チャーナウ,ロン][Chernow,Ron]
エール、ケンブリッジの両大学を卒業。「20世紀基金」の金融政策担当ディレクターを経て、経済・政治・歴史分野の著述に専念。数多くの全国紙・地方紙・雑誌に寄稿している
青木栄一[アオキエイイチ]
1930年生まれ。53年東京教育大学文学部卒業、北海道新聞社入社。ワシントン特派員、論説委員を務めた。東京水産大学教授、共立女子大学教授を歴任。翻訳家
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