内容説明
世界史の視点で日本人の国家観、民族観、アジア観を問い直す。気鋭の歴史学者が記す、ロングセラー『真実の中国史』待望の続編。1894年日清戦争勃発から、1956年の最後の引き揚げ船、舞鶴入港まで…日本と大陸の歴史を再検証。
目次
序章 満洲とは何か(満洲関連の本;満洲とは? ほか)
第1章 日清戦争から中華民国建国前まで(満洲の激動の歴史は日清戦争から始まる;西太后が有名な理由 ほか)
第2章 中華民国建国以後、満洲国建国まで(中華民国建国の後の中国の実状;袁世凱という人物の実像 ほか)
第3章 満洲国建国、崩壊、そしてその後(満洲国建国宣言;熱河作戦をやらなければならなかった理由 ほか)
著者等紹介
宮脇淳子[ミヤワキジュンコ]
1952年、和歌山県生まれ。京都大学文学部卒業、大阪大学大学院博士課程修了。博士(学術)。専攻は東洋史。大学院在学中より岡田英弘からモンゴル語・満洲語・中国史を、その後、山口瑞鳳(現東京大学名誉教授)からチベット語・チベット史を学ぶ。東京外語大学アジア・アフリカ言語研究所共同研究員を経て、現在、東京外語大学・国士舘大学非常勤講師
岡田英弘[オカダヒデヒロ]
1931年、東京生まれ。専攻は中国史、満洲史、モンゴル史、日本古代史。1953年、東京大学文学部東洋史学科卒業。1957年、『満文老档』の研究により日本学士院賞を受賞。東京外語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授を経て、東京外語大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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Noribo
だろん
勝浩1958
エックスマス
田山河雄
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