出版社内容情報
ターミナルケアの草分けである著者が、「老い」をテーマに取り組んだ初めてのエッセイ集。「さらば!“寝たきり老人”」を基本に、医師ならではの知識を生かし、生き生きと「老い」を生きる術を伝授する。
内容説明
ターミナルケアの草分け的存在で、長年、ホスピスで多くの患者を看取ってきた著者が、「老い」をテーマに取り組んだ初めてのエッセイ。「さらば!“寝たきり老人”」を基本に、医師ならではの知識をいかし、生き生きと「老い」を生きる術を伝授する。
目次
ユーモアで元気に
苦労を刻む「いい顔」
寿命は百二十歳が限界
死を見つめる強さ
寂しくなんかありません
つらい相性の悪さ
「老い」の行動を知る
「異食」大敵
介護は一人だけの仕事ではない
言語性知能は七十歳で頂点〔ほか〕
著者等紹介
柏木哲夫[カシワギテツオ]
1939年生まれ。65年大阪大学医学部卒業。同大学精神神経科で、主に心身医学の臨床と研究に従事。その後、ワシントン大学に留学。72年帰国後は淀川キリスト教病院に精神神経科を開設し、ターミナルケア実践のためのチームを結成。84年ホスピス開設、ホスピス長に。現在、名誉ホスピス長。93年大阪大学人間科学部教授。2000年同大学大学院人間科学研究科教授。94年日米医学功労賞、98年朝日社会福祉賞受賞
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