出版社内容情報
国際機関で活躍できる真の世界人材はこうして生まれた。グローバル・ダイバーシティの組織をマネジメントする要諦。
【目次と構成】
◎私の履歴書(2020年8月)
日本人トップゼロ
命からがら帰国 水泳に夢中 小説家へ切磋琢磨 米国留学
初めてのアフリカ 妻との出会い 米大統領の初来日 援助外交 香港での情報収集
経済協力局長 北米局長 外務審議官 駐仏大使
事務局長選挙 ユネスコ改革 首脳との交流 米国の復帰
世界遺産 無形文化遺産 多様性条約
紛争を防ぐ 教育の拡充 さまざまな活動 アジアの交流促進 アフリカ支援
加盟国の拡大 傘寿の会
日本に戻って アフリカ美術
◎あすへの話題
2001年1月
◎こころの玉手箱
2010年8月
内容説明
中国から命からがらの帰国、小説家を目指した高校時代、日本の経済発展に尽力した外務省時代、そしてユネスコ事務局長にアジアから初めて(その後も現れていない)選出され、組織改革と文化の多様性保護に邁進―国際機関で活躍する日本人が少なくなったいま、そのロールモデルを学ぶ。日経連載「あすへの話題」「こころの玉手箱」も収録。
目次
私の履歴書(いま思うこと―国際社会における日本の存在感低下;幼少時代と学生時代;外務省時代 ほか)
あすへの話題(ベツレヘムでのミサ;西アフリカの古代帝国;チェルノブイリ原発閉鎖 ほか)
こころの玉手箱(父が買ってくれた外国伝記・童話集 外交官めざすきっかけに;ユネスコ親善大使平山郁夫さんの活動ぶり頭下がる;心のふるさと、アフリカの彫刻52カ国歴訪、お気に入りを収集 ほか)
著者等紹介
松浦晃一郎[マツウラコウイチロウ]
第8代ユネスコ事務局長。1937年9月生まれ。山口県出身。1959年東京大学法学部中退。外務省入省。1961年米国ハヴァフォード大学経済学部卒業後、経済協力局長、北米局長、外務審議官(先進国サミットのシェルパ兼任)等を歴任。1994年駐仏大使。1998年世界遺産委員会議長。1999年ユネスコ事務局長(第8代)(~2009年)。2009年公益財団法人世界ペア碁協会会長(現職)。2010年公益財団法人日仏会館理事長(~2016年)。日本ユネスコ国内委員会特別顧問(現職)。日本ユネスコ協会連盟特別顧問(現職)。「明日の京都」プラットフォーム会長(現職)。2011年立命館大学博士号(学術博士号)。株式会社パソナグループ社外役員(~2017年)。2013年パリ日本文化会館運営審議会共同議長(現職)。一般社団法人アフリカ協会会長(現職)。2016年公益財団法人日仏会館名誉理事長(現職)。2017年株式会社パソナグループ顧問(現職)。2020年公益財団法人日本ペア碁協会理事長(現職)。名誉教授、名誉博士及び叙勲等:1997年リヨン第3大学名誉法学博士。2001年中国人民大学名誉教授。2003年モスクワ大学名誉博士。2006年米国ハヴァフォード大学名誉博士。2007年韓国、慶熙大学校名誉博士。2009年仏・レジオン・ドヌール勲章(グラン・オフィシエ章)受章。2012年瑞宝大綬章。以上を筆頭に50以上の名誉博士及び名誉教授の称号を授与される。さらに国際協力の業績に鑑み、世界各国より70以上の勲章、いくつもの名誉市民権等を授与される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。