出版社内容情報
本当に金融危機を引き起こした張本人だったのか? 稀代のエコノミストの人生、その功罪の真実に迫った傑作。
内容説明
「マエストロ」は、なぜ間違ったのか?金融危機を境に評価が一変した稀代のFRB議長の人生と時代を描き切り、中央銀行の本質的な課題を明らかにした傑作!FT/マッキンゼー「ビジネスブック・オブ・ザ・イヤー」受賞!ジョージ・S・エクルズ経済文献賞受賞、ニューヨーク・タイムズ紙2016年注目図書、外交問題評議会2016年最優秀図書、エコノミスト誌2016年優秀図書。
目次
「彼は基準を打ち立てた」
第1部 イデオローグ(征服者の感覚;ケインズ主義を否定する者;金融が再び表舞台に ほか)
第2部 政治家(ニクソンに尽くしたリバタリアン;「政府は余計なことをするな」主義;「独りきりの少数派」 ほか)
第3部 中央銀行家(「グリーンスパンには存在意義がない」;軽量級のブラック・マンデー;心配性の議長 ほか)
目隠しをしたローラー・スケーター
著者等紹介
マラビー,セバスチャン[マラビー,セバスチャン] [Mallaby,Sebastian]
フォーリン・アフェアーズ誌の発行元として知られる外交問題評議会の上級研究員(国際経済担当)でジャーナリスト。著書にフィナンシャル・タイムズ紙とマッキンゼーの共同選考で2016年の最優秀ビジネス書に選ばれた“The Man Who Knew:The Life & Times of Alan Greenspan”ほか。オックスフォード大学で近現代史を学び、1986年の卒業後、エコノミスト誌に入り、南アフリカ、日本の駐在を経て1997~99年にワシントン支局長。1999年にワシントン・ポスト紙に移籍し、現在もコラムを持つ。夫人はエコノミスト誌編集長のザニー・ミントン・ベドーズ氏
村井浩紀[ムライコウキ]
1984年に日本経済新聞社入社。ヒューストン、ニューヨーク、ロンドンに駐在。経済解説部長などを経て2018年から日本経済研究センター・エグゼクティブ・フェロー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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