内容説明
詩人・谷川俊太郎が書いた。撮った。撮られた。詠んだ。話した。訊いた。答えた。ちいさな本。名作・新作詩22篇。俳号“俊水”初公開の二十句。川島小鳥、6年にわたる撮り下ろし。小山田圭吾との30数年ぶり再会対談。谷川俊太郎の3.3の質問。すごい回答者全16名。
目次
写真(2012年南阿佐ヶ谷;2012年北軽井沢;2013年佐渡;2017年南阿佐ヶ谷)
俳句―俊水二十句
写真とことば―身近なもの・あれこれ(写真・谷川俊太郎)
詩―或はネリリしキルルしハララしているか
対談―85/48 対談・小山田圭吾(写真・森栄喜)
質問―谷川俊太郎の3.3の質問
資料―谷川俊太郎書誌
著者等紹介
谷川俊太郎[タニカワシュンタロウ]
1931年東京生まれ。1952年第一詩集『二十億光年の孤独』を刊行。詩作のほか、絵本、エッセイ、翻訳、脚本、作詞など幅広く作品を発表し、近年では、詩を釣るiPhoneアプリ『谷川』やメールマガジン、郵便で詩を送る『ポエメール』など、詩の可能性を広げる新たな試みにも挑戦している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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鱒子
47
図書館本。谷川さん、この方は なんて軽やかでカッコいいのだろう!そして、小山田圭吾さんとコラボのアートギャラリーとか、知らなかったです。もー、東京の人羨ましすぎます(ㆀ˘・з・˘) そして、小山田さんとは佐野洋子さんを通じて、プライベートで先に知り合っていたとか!ビックリ情報でした!(◎_◎;)2018/04/02
けんとまん1007
38
敬愛する谷川俊太郎をまるごとのような1冊。はじめの写真が素晴らしい。谷川さんの人間性が、とてもよく出ていると思う。俳句も詩も・・・よく思うのだが、谷川さんって、万年青年・少年なんだなと。2020/01/26
ちえ
22
図書館本。表紙が三色選べるようですが、書影と同じレモン色でした。谷川さんの写真、俳句、詩、対談他、オモチャ箱みたいにつまっていてとても楽しい。佐野洋子さんの話がありワクワクでした。週末に学生時代の人達と札幌の谷川俊太郎さんの本やグッズのあるカフェにいく予定あり、タイムリーでした(^ー^)2018/05/30
mntmt
14
写真や俳句、詩,etc.谷川俊太郎さんのいろいろ。2021/04/04
masako
14
写真だったり俳句だったり対談だったりと色々な表現がつまった一冊。中でも詩が良くて、好きな「朝のリレー」があったのも嬉しかった。3.3の質問での回答が面白い。谷川さんの言葉に、ほっと柔らかな気持ちになる。カバーの色が黄色、青色、赤色とあるのも楽しくて、赤色にした。2019/03/18