戦略の世界史〈上〉―戦争・政治・ビジネス

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戦略の世界史〈上〉―戦争・政治・ビジネス

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  • サイズ B6判/ページ数 557p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532176457
  • NDC分類 391.3
  • Cコード C0031

出版社内容情報

戦略の本質とは何か。古今東西の戦争、政治、ビジネスにわたり、戦略論の世界的権威が戦略の叡智を縦横無尽に論じた古典的著作野中郁次郎氏(一橋大学名誉教授)推薦!
「空前のスケールで戦略の本質を追究、知的興奮を覚えずにはいられない」
戦略研究の世界的権威による渾身の傑作!

■大国や大企業の命運をかけた決断から、個人の日常生活におけるさまざまな行動にかかわる意思決定まで。強者か弱者か、職業、社会的地位を問わず、誰もが、あらゆる組織が必要としている戦略。それは、いつから人間の世界に登場し、どのように用いられ、変容してきたのか?
■聖書の世界から、ペロポネソス戦争、ナポレオン戦争、ベトナム戦争、イラク戦争などの戦争や軍事戦略、そして、革命運動、公民権運動、大統領選挙戦など政治との関わり、さらにアメリカ巨大企業の経営者、経営戦略家によるビジネス革命まで、広大な視野のもとに戦略の変遷を論じる。また、神話、歴史書、文学、哲学、経済学、社会学、心理学、政治学など多様な分野にわたり、人間と戦略の関わりを解き明かし、戦略とは何か、を追究する。
■上巻では、戦略の起源を、聖書、古代ギリシャ、孫子、マキャベリ、ミルトンに探り、ナポレオン、ジョミニ、クラウゼヴィッツ、モルトケ、マハン、リデルハート、マクナマラ、カーン、シェリング、ロレンス、毛沢東などの軍事戦略、トルストイの思想を取り上げ、そして弱者の戦略として政治的な戦略の軌跡を、マルクス、エンゲルス、バクーニン、レーニンなどの革命家、ウェーバーら社会学者の思想に探る。

〈第I部 戦略の起源〉
第1章 戦略の起源1: 進化
第2章 戦略の起源2: 旧約聖書
第3章 戦略の起源3: 古代ギリシャ
第4章 孫子とマキャベリ
第5章 サタンの戦略
〈第II部 力の戦略〉
第6章 新たな戦略の科学
第7章 クラウゼヴィッツ
第8章 欺瞞の科学
第9章 殲滅戦略か、消耗戦略か
第10章 頭脳と腕力
第11章 間接的アプローチ
第12章 核のゲーム
第13章 非合理の合理性
第14章 ゲリラ戦
第15章 監視と情勢判断
第16章 軍事における革命
第17 章 戦略の達人という神話
〈第III部 下からの戦略〉
第18章 マルクスと労働者階級のための戦略
第19章 ゲルツェンとバクーニン
第20章 修正主義者と前衛
第21章 官僚、民主主義者、エリート
原 注
索 引

ローレンス・フリードマン[ローレンスフリードマン]
著・文・その他

貫井 佳子[ヌキイヨシコ]
翻訳

内容説明

大国や大企業の命運をかけた決断から、個人の日常生活におけるさまざまな行動にかかわる意思決定まで。強者か弱者か、職業、社会的地位を問わず、誰もが、あらゆる組織が必要としている戦略。それは、いつから人間の世界に登場し、どのように用いられ、変容してきたのか?上巻では、戦略の起源を、聖書、古代ギリシャ、孫子、マキャベリ、ミルトンに探り、ナポレオン、ジョミニ、クラウゼヴィッツ、モルトケ、マハン、リデルハート、マクナマラ、カーン、シェリング、ロレンス、毛沢東などの軍事戦略、トルストイの思想を取り上げ、そして弱者の戦略として政治的な戦略の軌跡を、マルクス、エンゲルス、バクーニン、レーニンなどの革命家、ウェーバーら社会学者の思想に探る。

目次

第1部 戦略の起源(戦略の起源(進化;旧約聖書;古代ギリシャ)
孫子とマキャベリ
サタンの戦略)
第2部 力の戦略(新たな戦略の科学;クラウゼヴィッツ;欺瞞の科学 ほか)
第3部 下からの戦略(マルクスと労働者階級のための戦略;ゲルツェンとバクーニン;修正主義者と前衛 ほか)

著者等紹介

フリードマン,ローレンス[フリードマン,ローレンス] [Freedman,Lawrence]
ロンドン大学キングス・カレッジ戦争研究学部名誉教授。国際政治研究者。核戦略、冷戦、安全保障問題について幅広く著作・執筆を行う。マンチェスター大学、ヨーク大学、オックスフォード大学で学ぶ。オックスフォード大学ナッツフィールド・カレッジ、英国際戦略研究所、王立国際関係研究所を経て、1982年、キングス・カレッジ戦争研究学部教授に就任

貫井佳子[ヌキイヨシコ]
翻訳家。青山学院大学国際政治経済学部卒業。証券系シンクタンク、外資系証券会社に勤務後、フリーランスで翻訳業に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Predora

10
歴史の本だった。戦略は主に政治や戦争と関連してきた。なので各時代の政治や戦争の中で、戦略がどのように扱われ変化してきたかが述べられている。タイトルに偽りはなく確かに戦略の本。ただ、現代ビジネスの戦略をイメージして読むと面食らうかもしれない。また、ページ数が多いのと一文が長くて、読むのは大変だった。2021/06/02

Ryo

8
類人猿の頃から、群れのボス争いや領土拡大の為に、敵を欺き、味方を増やし、相手を打ち負かして来た。人になってもやる事はそれ程変わらないが、それらは高度化され、戦略と呼ばれる様になった。社会構造や技術の発展度合いによって、それは大きく変化を遂げた。主に通信と輸送の技術発展は、戦略を敵の意表をつく事重視から兵站重視へと変化させ、また不意をつく事重視へと弁証法的に回帰させた。特に兵站重視の時代、人は多くの未来は計画によってコントロール可能だと驕った。残念ながら、日本人の戦略はまだ兵站重視時代のままの様に見える。2019/06/10

おっくん

6
現在、戦略というと企業戦略等、様々な場面で使われているが、この上巻で扱っている内容の大部分は、戦争における戦略、本来的な意味の戦略で、戦略の観点から切り取った世界の歴史です。歴史上の戦略家の試行錯誤が記述されていますが、結局のところ見えてくるのは戦略の限界です。そのことを的確に表現した文章が「特定の行動が生み出しうる変化を確信することができないとすれば、戦略というものは存在しえないことになる」というもの。複雑性を増した現代において、戦略の在り方とはなんなのでしょうか。恐らくは答えなどないのでしょう。2020/07/27

東雲そら

5
自分たちが生きる時代において戦略の意味するところは目的や目標、計画やシミュレーションといった言葉とほぼ同義語ですが、人間が誕生してきてどのような変遷を経て自分たちの生活に定着してきたかと知ることのできる一冊。▼主に戦争や闘争の場において、どのように力を扱い、問題解決や合意に導いてきたのか西洋史の視点で広い範囲でまとめてあるので、教養として大いに役立ちそうです。日本人だと孫子や六韜が有名ですが、西洋のクラウゼヴィッツに興味があるという方は特に本書を面白く読めるのはでないかと感じました。2019/01/06

Meistersinger

5
チンパンジーから始まる戦略についての歴史。チンパンジーの場合でも同盟構築が意識されているのは印象的。ドゥーエのエアパワーあたりから、最新技術による戦略を過去事例なく想像力だけで創成しなければいけなくなっている。マルクスなどの革命側による「下からの戦略」は、他の戦略概論ではなく珍しい(でも興味なし)。2019/01/05

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