カンブリア宮殿 村上龍×変革者

村上 龍【著】/テレビ東京報道局【編】

日経ＢＰＭ（日本経済新聞出版本部）（2015/01発売）

• サイズ B6判／ページ数 302p／高さ 19cm
• 商品コード 9784532169503
• NDC分類 335.21
• Cコード C0034

出版社内容情報

900組の企業再編を手がけた仲介のプロ、企業の本質的価値をデザインの力で伝えるアートディレクター、ゼロからインターナショナルスクールを作り上げた二児の母親－－。村上龍が時代の変革者15人の魅力に迫る。

内容説明

規制と既成を突破する。自ら変化をつくり出し、時代を変えた１５人の働き方。

目次

１　つなげることで再生する（古川康造―高松丸亀町商店街振興組合理事長；山崎亮―コミュニティデザイナー・ｓｔｕｄｉｏ‐Ｌ代表；三宅卓―日本Ｍ＆Ａセンター社長；黒川健太―生産者直売のれん会社長）
２　遊び心から生まれる新たな価値創造（川上量生―ドワンゴ会長；坂茂―建築家・京都造形芸術大学教授；小松真実―ミュージックセキュリティーズ代表取締役；渡邉英彦―富士宮やきそば学会会長・愛Ｂリーグ代表理事）
３　本物・本質を伝える力（佐藤可士和―アートディレクター・サムライ代表；宮脇修一―海洋堂社長；小山進―パティシエエスコヤマオーナーパティシエ；隈研吾―建築家・東京大学教授）
４　課題・問題に挑み続ける（武藤真祐―祐ホームクリニック理事長・医師；小林りん―インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢代表理事；川口淳一郎―宇宙航空研究開発機構（ＪＡＸＡ）シニアフェロー・宇宙科学研究所宇宙飛翔工学研究系教授）

著者等紹介

村上龍［ムラカミリュウ］
１９５２年長崎県生まれ。７６年に『限りなく透明に近いブルー』（第７５回芥川賞受賞）でデビュー。『半島を出よ』（０５年）では野間文芸賞を受賞。９９年から金融・経済をメインテーマとするメールマガジン「ＪＭＭ」を主宰（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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[♡kana*]

待ってました！　【「変革者」は、徹底して実現を目指す。もし失敗したら、という仮定・仮説は彼らにはない。彼らは、子ども時代から、いや生まれたときから熟考を重ねている。だから「対象」に出会ったとき、確信的な閃きが生まれ、次の瞬間、すでに実現に向けて動き出すのである。】　コミュニティデザイナー　山崎亮氏【自分が好きなテーマだったら結びつきたいと思える。】

2015/08/11

[harhy]

世の中を一生懸命に変えていこうとしている変革者たちの熱い思いと考え方などうまく引き出せていて、とてもよいと思う。一部テレビで観てはいるが、活字ベースでも大変元気が出てくる内容。別のを読んでみよう。

2017/04/14

[抹茶モナカ]

カンブリア宮殿は、毎週欠かさず観ています。という訳で、図書館から借りて読みました。イノベーションを起こす人のメンタリティに興味があるのだけど、そういう素質のない僕は、日々頑張って働くしかないのかな。

2022/09/13

[Yuichi Yamasaki]

人口1000人から75人まで減った商店街の人口を再生させたチーム。惑星イトカワの地表サンプルを持ち帰ったハヤブサを作ったチーム。企業とファンをつなぐ架け橋をつくるミュージックセキュリティーズ。セブンプレミアムを導く佐藤可士和氏。変革者はフットワークが軽い。だが熟考しないのでは無い。子供の頃からずっとそれを熟考している。だから出会うべき対象に出会った時、すぐ行動出来るのだ！

2015/02/16

[T]

①プロフィール紹介、②インタビュー、③村上龍の数行の後記という構成で、各界の「変革者」たち15名が、何を思い、何を為したのかが伝わってくる。 更に、話の聞き出し方、後記での纏め方にしっかり村上龍スパイスが掛かっていて、ファンとして面白いし、勉強になる。 変革者たちとツマラナイ人の違いはなんだろう。 小粒でも、局所的でも、私は私の志を持っていきたい。

2015/06/24