内容説明
本書では、第一級の神経科学者でベストセラー作家でもあるリチャード・レスタックと、著名なパズル作家スコット・キムがタッグを組み、パズルがいかに私たちの脳を変え、新たに形作り、強化するかを、実際にパズルを解きながらわかりやすく解説する。
目次
第1部 記憶(作業記憶―脳のジャグリング;長期記憶―過去を思い出すことで未来を想像する)
第2部 知覚(知覚性技能学習―ソムリエとホッケー選手;視覚的思考―まんぜんと眺めず、よく見ること;空間的思考―心的回転に挑む;リスニング―効果音アーティストとカクテルパーティー;運動技能の習得―頭のなかの地図とスリについて;時間―時計の時間vs.脳の時間)
第3部 認知(言葉で考える―ハンマーとノコギリと手オノ;論理―不確かな状況での論理的思考;感情と思考―怒り優位性効果;数学―レジに並んでいる人数を数えよう;錯覚―影とボールと回転するヘビ;想像力―カルロ・レヴェルベリの魔法のマッチ)
著者等紹介
レスタック,リチャード[レスタック,リチャード][Restak,Richard]
医学博士。神経科学者、精神神経科医、作家。また、ニューヨークタイムズ紙、ワシントンポスト紙、ロサンゼルスタイムズ紙、USAトゥデイ紙など、さまざまなメディアで多くの記事を執筆している。米国精神医学会、米国神経学会、神経精神医学会の会員。ワシントンD.C.在住
キム,スコット[キム,スコット][Kim,Scott]
パズルとコンピューターゲームのデザイナー、アーティスト、作家。ディスカバー誌で10年にわたってコラムを執筆し、サイエンティフィック・アメリカン誌やゲームズ誌といった雑誌に何百ものパズルを提供してきた。スタンフォード大学で音楽の学士号、コンピューターおよびグラフィックデザインの博士号を取得。数々のコンピューターゲームをデザインしている。脳トレゲームを扱うLumos Labs社のゲームデザイナーでもある。カリフォルニア在住
竹内さなみ[タケウチサナミ]
翻訳・文筆家。青山学院大学文学部英米文学科卒業。幅広い分野の翻訳を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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うっず
松田望
takejin