核なき世界を求めて―私の履歴書

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  • サイズ B6判/ページ数 227p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532167950
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C3031

目次

黒船来航
故郷の想い出
沖縄駐留
スタンフォード大学
ハイテク創業
ミサイル・ギャップ
キューバ危機
緊迫の一三日間
ハイテク国防論(オフセット戦略)
ステルスの父
対ロ米中軍事協力
共産党最後の日
ナン・ルーガー法
二正面作戦
国防長官就任
NATO拡大
八月の砲声
朝鮮半島危機
カーター訪朝
ナイ・イニシアティブ
普天間返還
日米安保共同宣言
台湾海峡危機
対中威圧外交
米中軍事交流
ペリー・プロセス
幻の大統領訪朝
四賢人
核なき世界を求めて

著者等紹介

ペリー,ウィリアム・J.[ペリー,ウィリアムJ.][Perry,William J.]
1927年生まれ。第二次世界大戦後に米国陸軍第1541工学調査大隊の一員として東京と沖縄に滞在し、沖縄本島の地図作製に携わる。復員後にスタンフォード大学を卒業し、同大学院で修士号(数学)、ペンシルベニア州立大学で博士号(数学)を取得。EDLに上級数学研究員として入社。64年に独立し、ESLを創業、社長に就任。77年カーター政権の国防次官(調査技術担当)就任。93年クリントン政権の国防副長官、94年国防長官に就任。97年に国防長官を退任した後も「核なき世界」を実現するために活動をつづけ、2007年にはジョージ・シュルツ、サム・ナン、ヘンリー・キッシンジャーとともに「核兵器のない世界を」と題した共同意見論文をウォール・ストリート・ジャーナル紙に掲載

春原剛[スノハラツヨシ]
1961年東京生まれ。83年上智大学経済学部経営学科卒業、同年4月、日本経済新聞社入社。コロンビア大学ジャーナリズム大学院国際高等報道プログラム・フェロー、米戦略国際問題研究所(CSIS)国際安全保障部(ISP)客員研究員。ヘンリー・スティムソン・センター東アジアプログラム客員研究員等を経て、日本経済新聞社東京本社編集局国際部編集委員兼日本経済研究センター・グローバル研究室長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

日向のたぬき

2
日本に開国を迫ったマシュー・カルブレイス・ペリー提督の遠い縁戚にして、クリントン政権時の国防長官、そしてオバマの核なき世界の構想を支えた四賢人の一人の自伝。ペリー家の末裔はしばしば日本の歴史番組でもゲスト出演しますが、分家筋にあたる著者は、数学と勃興したばかりのデジタル技術で頭角を現していきます。シリコンバレーで有力な防衛企業を創業し、DARPAネットやGPS制御のスマート兵器、そしてステルス戦闘機の開発を主導していたという経歴は、単なる平和主義者ではないタカ派的なものでした。2018/05/12

キミ兄

1
改めて読んだのだが、「私の履歴書」の加筆版なので日本を取り分け意識しているので、ソマリアやユーゴの話が少ないのはやむを得ないか。若い頃にキューバ危機に遭遇したことが「核無き世界」を目指してきた理由というのは説得力あり。今や核廃絶は北朝鮮などの勢力のコントロールがもっとも重要な状況になっていることがよくわかる。2014/02/28

キミ兄

1
「私の履歴書」単行本化。米国の誇る知性。内省的かつ謙虚。☆☆☆☆☆。2011/12/01

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