内容説明
里山にしか住めないホタル、アリを使ったカタクリの世界征服戦略、在来種と外来種のタンポポ合戦、コスモスの花の中に見る宇宙、手入れして再生する雑木林―。生きる知恵、自然の企み・仕掛けがあふれたワンダーランドを探検しよう。
目次
第1章 感じる雑木林(匂う;聴く ほか)
第2章 驚くべき!生き物の生存戦略(植物には、葉、茎、根の3器官しかない;カタクリの壮大な「八年戦略」 ほか)
第3章 雑木林は循環する(雑木林って、どんなところ?;国土の2/3は森林、日本は世界有数の森林国 ほか)
第4章 雑木林が危ない(咲かせてわかった、わが家の温暖化;大好きだったカミキリムシが、シラカバを侵蝕する天敵になる ほか)
第5章 里山園芸を楽しもう(女性はバラ好き、男性はラン好き!?;屋根の上の雑木林に未来を夢見る ほか)
著者等紹介
柳生真吾[ヤギュウシンゴ]
1968年東京都生まれ。父である俳優の柳生博と雑木林をつくりはじめる。玉川大学農学部卒業後、花の生産農家のタナベナーセリーで3年間園芸を修行。89年7月から雑木林を中心としたギャラリー&レストラン「八ヶ岳倶楽部」を運営する。2000年よりNHK「趣味の園芸」のメインキャスターを8年間務めた。現在はNHK「モリゾー・キッコロ森へいこうよ!」、BS12「柳生真吾のスローライフ」のナビゲーターを務めるほか、ラジオ、講演、連載執筆など、活動は多岐にわたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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- 和書
- カルト村で生まれました。