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日本石巡礼

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784532166717
  • NDC分類 210.2
  • Cコード C0072

内容説明

巨石・奇岩・怪石、大切に祀られてきた石、物語のある石―。世界中の石に魅せられ、石を撮り続ける須田郡司による石の旅三年間の記録。

目次

1 石に呼ばれて
2 祀られる石たち
3 奇岩怪石の景勝
4 巨石の磊
5 石の物語
6 新しい石の聖地

著者等紹介

須田郡司[スダグンジ]
フォトグラファー(石の写真・語りべ)。1962年群馬県沼田市生まれ。琉球大学卒業。雑誌カメラマンを経てフリー。日本と世界の聖なる場所を遍歴。石・巨石に魅せられる。地域に根ざした人と関わる石をテーマに、撮影・取材をし、作品を写真展や雑誌に発表している。2003年から2006年の間、車上生活で日本石巡礼を満願する。石文化を伝えるため日本全国で「石の語りべ」(スライド&トーク)の活動を展開中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

紫羊

17
石に魅せられた著者が、奇石との出会いを求めて日本中を旅した記録。タイトルに巡礼と謳われているとおり、著者が訪ね歩くのは、各地で依代として祀られている石がほとんど。確かに、著者が撮影した石の写真からは、石に神や精霊が宿るという、日本人の古い信仰のかたちが伝わってくる。また、「動かしてはいけない石」的な石は、日本各地に沢山ありそう。同じ著者の「世界石巡礼」も読んでみたい。2013/09/18

Roy

13
★★★☆☆ 日本各地の祀られた石、巨石や奇石、石の物語、新しい石の聖地について。個人的にただでかいだけの石よりも、夫婦岩(滋賀県の太郎坊宮、島根県の琴引山など)や群れをなしている石(和歌山県の橋杭岩)に興味をそそられる。この本では多くを語られてなかったが、世界を視野に入れた石を祀る起源などといった、もっと根底の部分が気になった。2008/12/31

田氏

12
大きいモノがあれば崇拝が生まれる。対象はときに大樹であり、山であるわけだが、その中でも石や岩にまつわる信仰を追う写真家が、著者の須田郡司氏だ。私なんぞは素人だし、スピリチュアルに明るくもないので、とりあえず岩が大きいか変な形してるかであれば鼻息を荒げてスマホのカメラを向けるのだが、この本ではどうやら石そのものよりも、その後ろに根付く信仰や文化を写真に収めようとしているようだ。実際に訪問できるよう、巻末にアクセスも記載されている。が、地図が無く、役に立つかは疑問。個人的には地学的な話をもう少し聞きたかった。2019/01/12

翡翠

7
石が好きで、石で作られた建物が好きだ。ひんやりとして堂々と変わらない佇まいに惹かれる。日本にこんなにたくさんの巨石があったとは。是非近くで見てみたい。その冷たい肌に触ってみたい、と夢が広がる。2021/09/29

きょん

7
石ってすごい。そこにあるだけなのに奉られたり祈られたり癒しになったりする。自然の造形物の持つ力を感じる。苔むしてひっそりたたずむ石に逢いにいきたくなる。2016/04/16

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