出版社内容情報
「含み」依存による出店攻勢と銀行の節操なき貸出----一時は日本最大の売上を誇ったそごうの倒産劇は、バブルに踊った日本企業の縮図だ。債権放棄から民事再生法適用に至る経緯を追跡。「そごう問題」の本質を描く。
目 次
第１章 「そごう」迷走の４カ月
１ 突然の決断
２ 興銀の逡巡
３ 命運握る新生銀行
４ 倒産の波紋
第２章 動き出す解体と再建
１ 和田氏に託す
２ みずほ百貨店構想本格化
３ 再生計画をスピード立案
４ 組織解体
第３章 水島そごう----興隆と没落
１ ドン、吠える
２ 商品政策よりも資金を優先---問われる貸し手責任
３ 拡大路線の破たん
第４章 再出発への課題
１ 従業員の不安と憂鬱
２ 取引先の思惑
３ 再建のスタート台に立つ
エピローグ 拡がる消費者との距離
巻末資料 そごうグループの歴史
内容説明
過去最大級の「破たん劇」の深層！ずさんな「含み経営」、実質的オーナーの暴走とチェック機能の形骸化、銀行の貸し手責任…。債権放棄要請から一転、民事再生法適用に至る経緯を追跡。再建シナリオの先にある流通再編の近未来像に迫る。
目次
第１章 「そごう」迷走の四カ月（突然の決断；興銀の逡巡 ほか）
第２章 動き出す解体と再建（和田氏に託す；みずほ百貨店構想本格化 ほか）
第３章 水島そごう―興隆と没落（ドン、吠える；商品政策よりも資金を優先―問われる貸し手責任 ほか）
第４章 再出発への課題（従業員の不安と憂鬱；取引先の思惑 ほか）
エピローグ 拡がる消費者との距離
巻末資料 そごうグループの歴史
