• ポイントキャンペーン

「鈍」な会社を「俊敏」企業に蘇らせる!

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 252p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532148751
  • NDC分類 336
  • Cコード C0034

出版社内容情報

企業変革の決め手はソフトの部分(体質・風土・マインド・社会的知性・EQ)にある。最新の認知科学・複雑系の科学の知見を採り入れ、「生命体としての企業組織論」を展開。知的エキサイティングに富んだ内容。


目 次

日本企業は創造的経営をいかに取り戻すか ------ 監訳者まえがき
日本語版への序文
プロローグ ------ ビジネス界を生き抜くための知恵

[第一章] マインド志向組織 ------ ネット時代の生命体経営モデル

    企業を生命体として捉える
    誤りから学び、情報共有するには
    大地震が生んだサンタモニカ高速道物語
    マインド志向のプロセスが大切
    選択したプロセスを常に見直す
    結果重視か、プロセス優先か
    「過ちを犯すのが人間」であることを前提に考える
    脈絡で変わる情報解釈、リフレーミングの重要性
    新しい組織像、新しいリーダー像
    頭脳の時代には認知能力で差がつく
    マインド志向と創造性の共通点
    創造的人間の特性
    創造的組織の特性


[第二章] 生命体組織への変革 ------ イノベーションを生む巨大エネルギー

    複雑系の科学による未来型組織モデル
    革命の後に必ず深化の時代が来る
    目的を達成し、意味を見出そうとする意志 ---- 自己組織化
    カオスから秩序はどのように生じるか
    カオスの縁で革命的ブレークスルーが起きる
    コンピュータと人間が「共進化」する革命時代


[第三章] カオスの縁で経営する ------ 計画性と臨機応変のバランス

    計画を立てすぎる組織は滅びる
    半分の計画、半分の臨機応変
    鉄道モデルからタクシーモデルへ
    人こそ真の財産
    自己組織化が創造性に火をつける


[第四章] イノベーションを生む組織構造 ------ 「誤り」を戦略として活用する

    階層型組織とネットワーク型組織
    創造的緊張を最大限に活用する
    パックマンの話
    認知能力を高める
    視点を変えてみる
    老婆か娘か、はたまた・・・
    善か悪か ---- 認識と脈絡の問題
    組織の創造性を高める戦略
    「誤り」を明確にする
    「誤り」はイノベーションの源泉
    「誤り」を組織戦略として活用する


[第五章] 不確実性を受け入れる ------ カオスから秩序へ、そして再びカオスへ

    秩序から偶発型カオスへ
    意図的カオスから秩序へ
    同時並行的認識のモデル
    飽くなき改善に取り組む
    怠慢から生じる「秩序からカオスへの移行」
    供給者、中間業者、顧客の異なる視点から捉える
    継続的再生 ---- IWRAM学習モデル


[第六章] 想像力を広げる ------ 現実世界を解釈する認識フレーム

    数、言語、環境 ---- 現実世界を理解するための三つのフィルター
    金、時間、人材 ---- 限りある資源の使い方
    奪い合えば足らぬ ---- 共有地の悲劇
    フィードバック機構による調整 ---- 循環プロセス
    権限を伴った責任 ---- 人体のように機能する組織づくり
    マインド志向の家族像、組織像


[第七章] 未来を現在に呼び込む ------ 逆向きの思考

    変化を受け入れる計画づくり
    逆向きに計画を立てる
    より少ない資源でより大きな成果を上げる
    未来の問題を早くあぶり出す
    値決めから逆算してコストを決める
    未来を今体験する


[第八章] 新しいリーダーシップ ------ カオスの縁であらゆる困難に立ち向かう

    マインド志向組織のリーダーシップ
    強烈な目的意識を生み出す
    組織の中の「目的」の意味
    行動モデル「何事も最適バランスで」 ---- ちょうどいいあんばいが一番いい
    組織への適用 ---- 人体に似た概念モデル
    全体ビジョンの追求と個別部署の目標達成
    現状を定義するためのSMART
    目標状態を定義するためのSMART


[第九章] マインド志向組織の実例と教訓 ------ 覚悟を決めて取り組む

    数カ月の適応プロセスで変貌
    マインド志向組織になるための十三訓
    最後に


<付 録> 経営科学の歩み、頭脳時代の幕開け ------ ピラミッドからコンピュータまで

    建築家イムホテプのピラミッド
    分業の始まり
    指揮統制型管理
    ヘンリー・フォード ---- 流れ作業
    事業部制、専門化、細分化
    科学的管理法
    コンピュータとコミュニケーション
    コンピューターによる解決は万能ではない

    謝辞

内容説明

「過ちを犯すのが人間」だが、変化するのは生命の本能だ!誤りを隠さず、情報共有して猛スピードで変革を起こす。複雑系の「進化と革命の原理」から、環境激変に最も敏速に適応する「カオスの縁」の経営を初めて説き明かす。

目次

第1章 マインド志向組織―ネット時代の生命体経営モデル
第2章 生命体組織への変革の道―イノベーションを生む巨大エネルギー
第3章 カオスの縁で経営する―計画性と臨機応変のバランス
第4章 イノベーションを生む組織構造―「誤り」を戦略として活用する
第5章 不確実性を受け入れる―カオスから秩序へ、そして再びカオスへ
第6章 想像力を広げる―現実世界を解釈する認識フレーム
第7章 未来を現在に呼び込む―逆向きの思考
第8章 新しいリーダーシップ―カオスの縁であらゆる困難に立ち向かう
第9章 マインド志向組織の実例と教訓―覚悟を決めて取り組む

著者等紹介

ファーステンバーグ,イーリス R.[Firstenberg,Iris R.]
UCLA心理学部客員教授。UCLA・アンダーソン経営大学院ABCコーポレート・ネットワークのアソシエイト・ディレクター。UCLA心理学部、UCLA工学・応用科学部、アンダーソン校エグゼクティブ教育プログラムで問題解決、意思決定のコースを担当。UCLA優秀指導者賞受賞。ルビンシュタイン教授との共著も2冊ある

ルビンシュタイン,モシェ F.[Rubinstein,Moshe F.]
UCLA工学・応用科学部教授。専門は意思決定論および組織創造論。UCLA・アンダーソン経営大学院ABCコーポレート・ネットワークのディレクター。意思決定やイノベーションのツールを組織内に浸透させる力量について、各方面から高い評価を得ている。IBM、バンク・オブ・アメリカ、AT&T、インテル、ジョンソン・アンド・ジョンソン、GE、TRW、ロッキードなど、大手企業に対するコンサルティング経験をもち、また世界各地に招かれて講演を行っている。教育に関して、UCLA学術評議会賞、UCLA校友会賞、アンダーソン校エグゼクティブ教育賞など数々の賞を受賞している。これまでに発表した著作は9作、論文は100本を超える。主な著書に『問題解決のパートナー』『思考と問題解決のためのツール』『問題解決における概念』など。著作は世界数カ国に翻訳されている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こうじ

0
三枝匡さんが監訳をされた本で、監訳者まえがきに要点がまとめられているというお得な前書き付きの本。カオスの縁で経営をしていき、マインド志向組織にしていくという複雑系の科学のような話で、ビジネスや経営を論じている、ちょっと難しい本でした。2017/03/27

ryoma

0
http://d.hatena.ne.jp/y2007/20080301/p12008/03/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/208636
  • ご注意事項

最近チェックした商品