出版社内容情報
情報革命、価格破壊、大店法廃止などの規制緩和が進行する中で、欧米の巨大外資が加わったグローバルな流通サバイバル戦が始まっている。高度消費社会に消費者に支持される流通戦略とは何かを分析・予測する。
■目次
1章 流通外貨はどれくらいのインパクトをもつか
1 幕張新都心で展開する世界的メガ・バトル
2 自国の規制強化・市場飽和で日本へ本格参入
3 外資によって変貌を余儀なくされる日本型流通システム
4 ホールセールクラブは日本の消費者のニーズにあうか
5 アウトレットモールは日本に根付き、増加・発展する
6 中身の真価が問われる流通外貨
2章 これからの日本のショッピングセンターのゆくえ
1 本格的な郊外型ショッピングセンター時代の到来か
2 ショッピングはハイブリッドなエンターテインメントへ変わる
3 柔軟な戦略適応が必要なショッピングセンター
4 超大型ショッピングセンターは根付くのか
5 クローン型ではなく個性的ショッピングセンターを
6 ネイバーフッド、コミュニティ型ショッピングセンターの必要性
7 ヴィーナスフォートが発する、これからのSCへのシグナル
3章 Eコマースのインパクトと成功する方法
1 インターネットによって購買スタイルが変わる
2 インターネット通販によって、卸売業者や小売業者は淘汰されるのか
3 インターネット書店の未来はどうなるか
4 成果の上がるバーチャルモールを作るために
5 利用環境を考えた場合のバーチャルモールの障害
6 情報ディスクロージャーは進められるのか
4章 小売業はどう変わってきているか
1 「長くて」「多い」日本の流通はどう変わってくるか
2 成長する小売像とはどういうものか
3 深夜市場は拡大するか
4 深夜市場拡大の背景と問題点
5 「コミュニティ満足ターミナル」となるコンビニエンスストア
5章 消費者ニーズに応える小売業とは
1 小売業に何を求めているか
2 価格革命でブランド神話は崩壊したか
3 なぜコンビニがディスカウント販売を始めたのか
4 拡大するホームミールリプレースメント(HMR)とミール・ソリューション
5 「未知の恐怖」遺伝子組換え食品に的確に対応せよ
6章 新たな大型店規制で小売業はこうなる
1 なぜ大型物販小売業のみを規制の対象にするのか
2 大規模小売店舗立地法のポイント
3 大店立地法は規制強化なのか、緩和なのか、曖昧なわけ
4 環境指針、これで環境は守られるのか
5 指針にはこんなところが足りない
6 大型店が一店も建たない期間が発生する
7 大規模小売店舗立地法後の大型店の出店
8 大型店に必要な駐車台数とは
7章 中小小売業が生き残る道とは
1 高齢化社会に小売業は対応できるか
2 いつかきた道---ワンパターンの流通政策に期待はできない
3 都市計画法の緩和とは何だったのか
4 タウンマネージメント制度でまちは救えるか
5 商店街を蘇らせるための方法論
6 タウン・マーケティング戦略の実際
内容説明
巨大外資が日本型流通を揺さぶる!情報革命、価格破壊、大店法廃止などの規制緩和が進行する中で、続々上陸する欧米のパワーリテーラーが世界規模での流通戦争を仕掛けている。主戦場となる日本の流通のゆくえを分析・予測する。
目次
1章 流通外資はどれくらいのインパクトをもつか
2章 これからの日本のショッピングセンターのゆくえ
3章 Eコマースのインパクトと成功する方法
4章 小売業はどう変わってきているか
5章 消費者ニーズに応える小売業とは
6章 新たな大型店規制で小売業はこうなる
7章 中小小売業が生き残る道とは