出版社内容情報
そもそも人間がいなければ環境問題は起こらない。本書はまず人間を再定義することからはじめ、環境問題を体系的・包括的に把握し、その根本的解決策をさぐる。斬新かつ壮大な枠組みをもつ初の環境学テキスト。
内容説明
人間が存在しなければ環境問題は起こらない。これは、環境問題の原因を遡るとき、誰の目にも明らかな事実である。それでは、環境問題の原因者である人間とは一体どういう存在なのか。そして、もし「人間とは何か」という問いに的確に答えられれば、環境問題を理解するうえでも、それを解決するうえでも、新たな展望が開けるのではないか。そのような見通しのもと、まず人間を定義したうえで、環境問題を体系的・包括的に把握し、その根本的解決策を提示したのが本書である。
目次
第1章 人間を捉えなおす
第2章 人間活動
第3章 負荷的な人間活動と環境変化
第4章 人間社会への影響
第5章 2通りの解決策
第6章 来るべき未来社会
第7章 情報・意識・行動
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- 和書
- 精神病理学論集 〈1〉