内容説明
“企業自己責任”の時代へ!政府・官庁の介入を排し、自由競争原理の導入と独禁法の適正運用を主張し続けた経団連。その歩みと果たした役割を説き、21世紀への課題を展望する。
目次
プロローグ 保護育成政策から競争政策へ―「規制・介入なき経済」を主張し続けた経団連
第1章 戦後経済復興と独占禁止法の形成―競争原理の導入と産業振興をめぐる戦い
第2章 保護か、自由化か―国際競争力強化をめぐる官民の攻防
第3章 高度成長の終焉と企業性悪説の台頭―独占・寡占の解消と自由競争促進への模索
第4章 「活力ある経済」に向けた規制緩和への取り組み―行財政改革への「果てしなき努力」
第5章 求められる国際社会に調和したルールづくり―国際関係の変化と経団連の在り方
エピローグ 二十一世紀の経団連―迫られる自己変革と新たな役割
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